コルトン・ウェルカー

コルトン・ウェルカー（Colton Welker, 1997年10月9日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州出身のプロ野球選手です。現在はアメリカ独立リーグのアトランティックリーグに所属し、ヨーク・レボリューションでプレーしています。ポジションは三塁手で、右投右打です。

経歴

2016年のMLBドラフトで、コルトン・ウェルカーはコロラド・ロッキーズから4巡目（全体110位）で指名を受け、プロの道へ進みました。当初はマイアミ大学への進学も検討していましたが、ロッキーズとの契約を選びました。プロ入り後は、ルーキー級のグランドジャンクション・ロッキーズでデビューし、51試合に出場。打率.329、5本塁打、36打点、6盗塁という好成績を記録しました。

2017年にはA級のアッシュビル・ツーリスツでプレーし、127試合に出場。打率.350、6本塁打、33打点、5盗塁と、さらに成長を見せました。

2018年はA+級のランカスター・ジェットホークスで133試合に出場し、打率.333を記録。カリフォルニアリーグの首位打者に輝きました。また、13本塁打、82打点、5盗塁と、長打力と走塁能力も発揮しました。

2019年にはAA級のハートフォード・ヤードゴーツで98試合に出場し、打率.252、10本塁打、53打点、2盗塁を記録しました。シーズンオフには、アリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属しました。

2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場機会はありませんでした。しかし、同年11月20日には、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、ロッキーズの40人枠に追加されました。

2021年5月6日、コルトン・ウェルカーは禁止薬物の陽性反応が確認されたため、80試合の出場停止処分を受けました。処分明けの9月8日に念願のメジャーデビューを果たしましたが、この年は19試合の出場で打率.189という成績に終わりました。

2022年はAAA級のアルバカーキ・アイソトープスで開幕を迎え、10試合に出場して打率.324を記録しましたが、4月下旬から欠場。6月3日には肩の負傷を治療するための手術を受けることが発表されました。7月6日にはDFA（Designated for Assignment）となりました。

ジャイアンツ傘下時代

2022年7月8日、ウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍しました。しかし、手術からのリハビリのため、マイナーでの試合出場はありませんでした。シーズン終了後の11月18日に一旦フリーエージェント（FA）となりましたが、翌日にはマイナー契約で再契約を結びました。

2023年はAAA級のサクラメント・リバーキャッツで迎えましたが、43試合に出場して打率.237、0本塁打、13打点という成績に終わり、7月14日に自由契約となりました。

独立リーグ時代

2024年4月8日、アトランティックリーグのヨーク・レボリューションと契約し、新たな挑戦をスタートさせました。

プレースタイル

コルトン・ウェルカーは、かつてノーラン・アレナドの後継者として期待された選手であり、力強いスウィングを持ち味としています。将来が期待される若手選手として、今後の活躍が注目されます。

詳細情報
年度別打撃成績は2021年度シーズン終了時
年度別守備成績は2021年度シーズン終了時

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