コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3

コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア3 (Call of Duty: Modern Warfare 3)

『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア3』、通称『CoD:MW3』は、人気のファーストパーソンシューティングゲームフランチャイズのシリーズ第8作目であり、『モダン・ウォーフェア』シリーズの3作目でもあります。本作は、前作『コール・オブ・デューティ4：モダン・ウォーフェア』のストーリー、キャラクター、そして世界観を引き継ぎ、開発はInfinity WardとSledgehammer Gamesが共同で手がけています。

発売日と売上

本作は、北米では2011年11月8日にリリースされ、日本では字幕版が2011年11月17日、日本語吹き替え版が同年12月22日に発売されました。日本でのローカライズおよび販売はスクウェア・エニックスが行いました。発売初日にはアメリカとイギリスで650万本以上の売上を達成し、売上金額は約4億ドルにのぼり、エンターテインメント業界では発売初日の最大級の記録となりました。日本市場ではPS3版が初日18万本、Xbox 360版が3万本を売り上げました。

ストーリー概要

物語は、5年前にロシアの極端主義派リーダー、イムラン・ザカエフをソープとプライスが倒したところから始まります。しかし、彼には後継者であるウラジミール・マカロフが控えており、アメリカを標的にした無差別テロが勃発します。これにより、アメリカとロシアの間に全面戦争が引き起こされます。この戦争の背後には、さらなる陰謀を巡らせるシェパード将軍の存在もあります。ソープたちは、極限の状況の中で協力者ニコライや、自らも傷を負ったソープを救い出そうと奮闘しながら、様々な局面に立ち向かいます。

キャラクター

タスクフォース141

ユーリ(和声：江川央生): 本作での主人公でロシアの元特殊[[部隊]]員。マカロフに強い復讐心を抱き、彼を追う。
ジョニー「ソープ」マクタビッシュ(和声：岡林史泰): 前作からの続投キャラクター。SASの将校で、重傷を負ったのち、物語の重要な局面で命を落とす。
ジョン・プライス(和声：石塚運昇): 老練なSASのキャプテンで、ソープの尊敬する上司。激しい戦闘においても冷静さを失わない。
ニコライ(和声：大塚芳忠): 前作でプライスたちに救助された元工作員で、彼らに武器や支援を提供する。

その他の登場キャラクター

さらに、デルタフォースのメンバーや超国家主義派の指導者マカロフ、ロシア大統領など、さまざまなキャラクターが絡み合い、迫力のあるストーリーを形成しています。

ゲームシステム

本作は、前作『CoD:MW2』や『CoD4』からのシステムを引き継ぎつつも、新しい要素も取り入れています。プレイヤーは経験値を蓄積し、レベルを上げることで新たな武器や能力にアクセスできるようになります。キルストリーク報酬も多様で、新たに「ストライクパッケージ」というシステムも導入されています。

マルチプレイ要素

マルチプレイモードも充実しており、様々なマップやモードで他のプレイヤーと対戦を楽しむことができます。さまざまな勢力を操作できるため、戦略が重要な要素となります。

音楽とその他の要素

音楽は映画音楽の作曲で知られるブライアン・タイラーが担当し、プレイヤーを引き込む緊迫した雰囲気を演出しています。日本語版の翻訳には福井晴敏が関与しており、日本市場向けの配慮がなされています。

『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア3』は、強烈なストーリーや多彩なキャラクター、緊張感あふれるゲームプレイが揃った作品で、FPSファンから高い評価を受けています。

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