ゴンサロ・モンティエル

ゴンサロ・モンティエル：アルゼンチンを代表するディフェンダー

ゴンサロ・アリエル・モンティエル（Gonzalo Ariel Montiel）は、1997年1月1日生まれ、アルゼンチン・ゴンサレス・カタン出身のサッカー選手です。現在はCAリーベル・プレートに所属し、アルゼンチン代表としても活躍しています。ポジションは主にディフェンダーを務めます。

クラブキャリア

モンティエルは、名門リーベル・プレートの下部組織で育ち、2016年4月30日にトップチームデビューを果たしました。リーベル・プレートでは、プリメーラ・ディビシオン優勝やコパ・リベルタドーレス制覇など、数々のタイトル獲得に貢献しました。

2021年8月13日には、スペインの強豪セビージャFCへ移籍し、5年契約を結びました。セビージャでは、ベテランのヘスス・ナバスとポジションを争いながらも、2021-22シーズンはリーグ戦18試合に出場。翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグ決勝では、ASローマとの激闘の末、PK戦で勝利し、セビージャの7度目の優勝に貢献しました。モンティエルはPK戦で4人目のキッカーとして冷静にシュートを決め、チームを勝利に導きました。

2023年8月23日、モンティエルはノッティンガム・フォレストFCへレンタル移籍。新天地での活躍が期待されました。

代表キャリア

モンティエルは、U-20アルゼンチン代表として2017 FIFA U-20ワールドカップに出場しました。2019年3月にはアルゼンチン代表に初招集され、同月22日のベネズエラ代表戦でA代表デビューを飾りました。

2022年11月には、ワールドカップカタール大会のメンバーに選出され、グループリーグのメキシコ戦で先発出場を果たしました。準々決勝のオランダ戦では、延長戦から途中出場し、PK戦で3人目のキッカーとして成功。決勝のフランス戦でも途中出場し、PK戦で4人目のキッカーとして再び成功させ、アルゼンチン代表を36年ぶりのワールドカップ優勝に導きました。このワールドカップでの活躍は、モンティエルのキャリアにおいて大きなハイライトとなりました。

人物

モンティエルが育ったブエノスアイレス州のゴンサレス・カタンは、治安が悪い地域として知られています。彼が7歳の時には、祖父が仕事上のトラブルから射殺されるという悲しい経験もしています。そのような環境の中で育ちながらも、モンティエルはサッカー選手としての才能を開花させ、アルゼンチン代表として世界的な舞台で活躍するまでになりました。

タイトル

リーベル・プレート
プリメーラ・ディビシオン: 2021
コパ・アルヘンティーナ: 2015-16, 2016-17, 2018-19
スーペルコパ・アルヘンティーナ: 2017, 2019
コパ・リベルタドーレス: 2018
レコパ・スダメリカーナ: 2016

セビージャ
UEFAヨーロッパリーグ: 2022-23

アルゼンチン代表
コパ・アメリカ: 2021
FIFAワールドカップ: 2022
* CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ: 2022

ゴンサロ・モンティエルは、その堅実なディフェンスとPK戦での勝負強さで、クラブと代表の両方で数々のタイトルをもたらしました。今後の更なる活躍が期待される、注目のサッカー選手です。

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