サザンクロス大学

サザンクロス大学（Southern Cross University）

サザンクロス大学（SCU）は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州の北部沿岸に位置する公立大学です。リズモーという街にキャンパスを持ち、約12,000人の学生に対して教育を提供しています。大学には30カ国以上から学生が集まり、魅力的な国内及び海外プログラムに参加しています。特に注目すべき学部には観光学、法学、森林維持学、自然療法学、代替医療学などが含まれています。

大学の歴史

サザンクロス大学の起源は、1959年に遡ります。1970年2月23日にリズモー教員学校として設立され、最初の151名の学生が教員養成プログラムで学び始めました。その後、大学は発展を遂げ、1994年に正式にサザンクロス大学として設立されました。2004年には、大学設立10周年を祝うことができました。

キャンパスについて

リズモーキャンパス

リズモーにあるメインキャンパスは、60ヘクタールの広さを持ち、中央ビジネス地区から3kmほどの距離に位置しています。キャンパスは美しい自然環境に囲まれ、近代的な建物が整然と並ぶ自由な雰囲気を醸し出しています。

コフスハーバーキャンパス

コフスハーバーには、商学、人文・社会科学、看護、教育、マルチメディアおよび情報技術、観光・ホスピタリティ・マネージメントの6つの学部があります。ここでも実践的な学びを重視し、多様なスキルを身に付けることが可能です。

ゴールドコーストキャンパス

最新のキャンパスであるゴールドコーストは、2002年4月16日に開設されました。ビジネス学士課程やビジネス・アドミニストレーションの博士課程が提供され、多くの学生に教育の機会を提供しています。

学びの環境

サザンクロス大学では、学術的な学びに加えて、実地学習センターも充実しています。観光学を学ぶ学生は、シドニーのホテルでの体験を通じて実践的な教育を受け、海洋科学を専攻する学生はコフスハーバーの海洋科学センターを利用できるなど、実務経験を重視した教育が行われています。

学部と学科

サザンクロス大学は、さまざまな学部に分かれており、多岐にわたる分野の専門知識を習得できます。主な学部は以下の通りです：

• - Division of Arts

- School of Arts
- School of Education
- School of Law and Justice
- School of Multimedia and Information Technology
- School of Psychology

• - Division of Business

- School of Commerce and Management
- School of Social Science
- School of Tourism and Hospitality Management
- Graduate College of Management

• - Division of Health and Applied Sciences

- School of Environmental Science and Management
- School of Exercise Science and Sport Management
- School of Natural and Complementary Medicine
- School of Nursing and Health Care Practices
- College of Indigenous Australian Peoples

結論

サザンクロス大学は、アカデミックな知識だけでなく、実地の経験を通じて学生を教育することを重視しており、多国籍の学生が共に学ぶ国際的で多様性に富んだ環境を提供しています。

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