サタ・スポ

『サタ・スポ』の概要

『サタ・スポ』（SATA SPO）は、2001年3月から2007年12月22日まで放送されたテレビ新広島のスポーツ情報番組です。この番組は毎週土曜日の18:30から19:00の時間帯に生放送され、全311回にわたって視聴者に親しまれました。ステレオ放送とハイビジョン制作が特徴で、地元のスポーツ情報を中心に、さまざまな話題を扱っていました。

放送時間の特徴

『サタ・スポ』はその放送時間帯の特性から、通常ネットされる『もしもツアーズ』の放送がこの時間に行われることはほとんどなく、特別番組がある場合にもその内容に応じた編集版が放送されていました。特に2006年10月7日以降はスタジオ内の制作をハイビジョンに切り替え、視覚的なクオリティ向上も図られました。約7年間の歴史を持つこの番組は、2007年の最終回を迎えるまで多くのファンに支持され続けました。

最終回とその後の番組

終わりを迎えた2007年12月22日には、田口光久が欠席のためビデオメッセージでのエンディングを飾りました。その後、2008年1月12日には後番組『スポっちゅTV』が始まり、放送枠は17:15からの15分に設定されました。同年1月19日には『もしもツアーズ』の同時ネットも開始され、地域の視聴者には新たな番組が楽しめるようになりました。

特別放送と出演者

2007年2月24日には特別企画として『サタ・スポ 春の応援祭りSP in ダイヤモンドシティソレイユ』が行われ、生放送が実施されました。この放送は通常のスタジオを離れ、広島府中のショッピングモールからの中継となりました。当日は村井を除く通常の出演者に加え、深井瞬、天野陽子、ボールボーイ、吉長みすずといったゲストが参加し、その豪華な顔ぶれが注目されました。

出演者と司会

番組の司会を務めたのは、TSSアナウンサーの石井百恵と深井瞬でした。過去には矢野寛樹や君崎滋といったアナウンサーが出演。そして、寺廻太はバレー解説者として活動していましたが、JTマーヴェラスの監督就任に伴い降板。一時期には、野球解説を担っていた達川光男が阪神タイガースのバッテリーコーチに就任したため、出演できなくなるエピソードもありました。田口光久はサンフレッチェの解説者として活動し、村井美智子がリポーターとして活躍しました。

結論

『サタ・スポ』は地元広島のスポーツシーンを盛り上げる重要な役割を果たした番組であり、視聴者との強いつながりを持った存在でした。多くの思い出や感動を提供したこの番組は、放送終了後もファンの心に残り続けています。地域のスポーツに対する情熱を感じることができたこの番組は、テレビ新広島の歴史においても特別な位置を占めるものでした。

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