ザ・ジョイント

ヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターは、ラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガス内に位置する多目的エンターテイメント会場です。その歴史は、1995年にハードロック・ホテル・アンド・カジノ内に「ザ・ジョイント」として誕生したことに遡ります。

ザ・ジョイントとしての誕生と変遷

1995年3月10日、ザ・ジョイントは1500席の会場として華々しくオープンしました。しかし、2009年2月7日、モトリー・クルーのコンサートを最後に一旦閉鎖されます。閉鎖後、ザ・ジョイントがあった場所はカジノへと改築されました。

その後、同年4月17日、ザ・ジョイントは大規模なリニューアルを経て復活を遂げます。ホテル東側の駐車場スペースに、6000万ドルの費用を投じて4000席の会場として生まれ変わりました。リニューアルオープンを飾ったのは、ザ・キラーズのコンサートでした。

ヴァージンホテルズへの移行

2018年3月には、ハードロック・ホテル・アンド・カジノがヴァージンホテルズに買収され、ホテル全体がヴァージンホテルズ・ラスベガスとして改装される計画が発表されました。この計画に伴い、2020年2月3日、ハードロック・ホテル・アンド・カジノとザ・ジョイントは一旦閉鎖され、大規模な改装期間に入りました。

2021年3月25日、ヴァージンホテルズ・ラスベガスが正式にオープンし、それに続き、同年9月、ザ・ジョイントは「ヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアター」として新たなスタートを切りました。

現在のヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアター

現在のヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターは、主にアーティストのコンサート、ボクシングやプロレスなどの格闘技イベントの会場として利用されています。その歴史の中で、数々の著名なアーティストがパフォーマンスを繰り広げてきました。

ライブ・レコーディング

この会場では、数多くのライブパフォーマンスが収録され、リリースされています。以下はその代表例です。

エアロスミス~ロッキン・ザ・ジョイント (2002年1月11日)
ブラック・アイド・ピーズ~ライブ・フロム・シドニー・トゥー・ベガス
ガンズ・アンド・ローゼズ~アップティト・フォア・デモクラシー・3D (2012年11月21日)
デフ・レパード~ヴィヴァ・ヒステリア (2013年3月29日・30日)

これらのライブ・レコーディングからもわかるように、ヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターは、常に音楽シーンの最前線に立ち、多くのファンに感動を提供し続けています。その歴史と変遷は、ラスベガスのエンターテイメントシーンを語る上で欠かせないものとなっています。

外部リンク

* ラスベガス・シアター公式サイト'>ヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアター公式サイト

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