ザ・NIPPON検定

ザ・NIPPON検定

『ザ・NIPPON検定』（ざ・にっぽんけんてい）は、2007年4月1日から同年9月23日までの期間、フジテレビ系列で毎週日曜日の13時35分から14時00分にわたって放送されたクイズ番組です。

概要

この番組は、レギュラー放送が始まる以前にも、祝日などに単発の特別番組として何度か放送された実績があります。レギュラー化された後も、前番組にあたる『バイキング』から引き続いて、系列局である長野放送でもフジテレビと同時にネット放送されていました。

番組の基本的な構成は、毎週異なる「検定エリア」に焦点を当て、その地域にちなんだクイズ問題に「受検生」が挑戦するというものです。当初、受検生は毎回3名が登場し、多くの場合、その検定エリアの出身者や何らかの縁がある人々が選ばれました。問題は1問10点として10問が出題され、合計点が80点以上であれば「合格」となるシステムでした。出題内容は、その地域の地理、歴史、文化、名産品など多岐にわたりましたが、中でもその地域のご当地キャラクターの名前を問う問題が出題されるのが特徴の一つでした。

クイズ解答時間の終了後には、答え合わせと並行して、検定員を務めるビビる大木氏と助手が進行する「教習VTR」が流され、受検生や視聴者はテーマとなった地域の知識をより深く学ぶことができました。

番組の進行とともに形式に変更も見られ、第十二回「銀座編」以降は、受検生が2人（または2組）になったり、問題数が10問に限定されなくなったりしました。また、第十二回と第十三回では合否判定が行われなかった回もあります。

出演者

番組には、NIPPON検定委員会として委員長の藤井隆氏、副委員長の眞鍋かをり氏が出演。

NIPPON検定委員会
委員長：藤井隆
副委員長：眞鍋かをり
検定員：ビビる大木
助手：遠藤玲子、秋元優里、中村仁美、春日由実（いずれも当時フジテレビアナウンサー）、西村裕美子（当時テレビ愛媛アナウンサー）
受検生：毎週変更（各回の検定エリアと受検生は番組公式サイトなどで確認可能）
ナレーション：杉本るみ

副委員長の眞鍋かをり氏は、第九回および第二十一回の放送では、教習VTRにも出演しました。

特筆すべき受検生

この番組では、満点を達成した受検生が複数存在します。

ドン小西（第十一回）：番組史上初となる10問全てに正解し、100点満点を記録しました。
江川達也（第十九回）：6問出題された回で全問正解を達成しました。
原田大二郎（第二十二回）：同じく6問出題された回で全問正解を達成しました。
具志堅用高、キャン×キャン（第二十三回）：7問出題された回で全問正解を達成しました。

スタッフ

企画：八木祐子（フジテレビ）
プロデューサー：永盛健之（D：COMPLEX）
チーフディレクター：河本誠司（D：COMPLEX）
制作協力：D：COMPLEX
制作著作：フジテレビ

ネット局

フジテレビ系列各局で放送されましたが、一部地域では放送状況が異なります。

北海道文化放送：当初はフジテレビより21日遅れて放送を開始しましたが、参議院議員選挙政見放送の影響により放送休止があったため、最終的には28日遅れとなりました。
テレビ新広島：一時期、金曜日の夕方に定期放送されていましたが、テレビ大阪制作・テレビ東京系列のアニメ番組の遅れネット開始に伴い、不定期放送へと移行しました。なお、第二十回の「広島検定」は、放送期間終了後の2008年1月3日に特別に放送されました。

関連項目

* 月刊!検定パンチ：本番組のコンセプトを引き継ぎ、月に一度の頻度で放送された後継番組です。

番組に関する詳細や過去の放送内容は、終了したフジテレビ公式サイトなどで一部確認できたようです。

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