シェイク・ディアバテ

シェイク・ティディアン・ディアバテ

シェイク・ティディアン・ディアバテ（Cheikh Tidiane Diabaté, 1988年4月25日 - ）は、マリ共和国バマコ出身のサッカー選手。現在はアル・ガラファに所属し、FWとしてプレーしています。

経歴

クラブ

ディアバテは、マリの英雄サリフ・ケイタが創設したセントル・サリフ・ケイタでキャリアをスタートさせました。このクラブは、マアマドゥ・ディアッラやセイドゥ・ケイタなど、多くの名選手を輩出しています。2006年夏、18歳でFCジロンダン・ボルドーの下部組織に入団し、2007年にはBチームで目覚ましい活躍を見せました。その活躍が認められ、2008-09シーズンにトップチームへ昇格。アブドゥ・トラオレ、フロイド・アイテ、ヴィルフリード・モワンベと共にプロ契約を結びました。しかし、当時のボルドーには経験豊富なFWが多数在籍していたため、ローラン・ブラン監督の判断により、経験を積むためにリーグ・ドゥ（フランス2部）のACアジャクシオへ貸し出されることになりました。

ローンでの活動

アジャクシオでは、デビュー戦となったLBシャトールー戦でフル出場を果たしました。2試合目のスタッド・ランス戦では2得点を挙げ、その実力を証明。その後もヴァンヌOC戦で再び2得点を記録するなど、得点を量産しました。SCバスティアとのコルシカダービーでは、ホームとアウェーの両方で得点を決めるなど、印象的な活躍を見せました。アジャクシオはこのシーズン、降格圏との勝ち点差がわずか1という厳しい状況でしたが、ディアバテは14得点を挙げ、チームの残留に大きく貢献しました。

アジャクシオでの活躍が認められ、ボルドーとの契約を2013年6月まで延長。2010年7月1日にボルドーへ復帰しますが、そのわずか20日後には、再びリーグ・アン（フランス1部）のASナンシーへ貸し出されることになりました。しかし、ナンシーでは練習参加前に負傷し、合流が遅れました。そのため、しばらくはBチームでプレーし、5得点を記録。2009年11月7日のASサンテティエンヌ戦でようやくデビューを果たしましたが、リーグ戦での出場は最終的にわずか2試合にとどまりました。

ボルドー復帰

2010-11シーズンにボルドーへ復帰してからは、徐々に出場機会を増やしていきました。2011年3月6日のスタッド・ブレスト29戦でリーグ・アン初得点を記録。クープ・ドゥ・フランス（フランスカップ）でも2試合で2得点を挙げるなど、得点能力を発揮しました。2011年6月1日には、契約を2015年6月まで延長しました。

翌シーズンは、前半戦でスタメンとして10試合に出場。アフリカネイションズカップ2012出場のため一時チームを離脱しましたが、フランスに戻ってきてからは、ヨアン・グフランの負傷もあり、パリ・サンジェルマンFC戦でスタメンに復帰し、得点を決めました。その後は、グフラン、ニコラ・モーリス＝ブレイ、ジュシエらの控えとして途中出場が主となりましたが、UEFAヨーロッパリーグ出場権がかかった最終節のサンテティエンヌ戦で2得点を挙げ、チームをリーグ5位に押し上げ、ヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献しました。

2013-14シーズンは膝の故障を抱えながらの出場となりましたが、最終的に25試合に出場し、12ゴールを記録しました。

代表

2005年にはU-17代表としてアフリカ U-17選手権に出場し、グループリーグ全3試合で得点を挙げましたが、決勝トーナメント進出はなりませんでした。その1ヶ月後には、2006 FIFAワールドカップ・アフリカ予選のリベリア代表戦でA代表デビューを果たしました。2012年にはアフリカネイションズカップ2012に出場し、ガーナとの3位決定戦での2得点を含め、合計3得点を挙げ、得点王の一人として大会を終えました。

プレースタイル

194cmという恵まれた体格でありながら、足元のテクニックにも優れています。スピードはそれほどありませんが、ゴール前でボールを受けてタメを作り、味方へアシストを供給することも得意としています。長い足を活かしたゴールも多く、高いボールを足で決めるなど、身体能力の高さも持ち合わせています。

タイトル

クラブ

ボルドー

クープ・ドゥ・フランス：2012-13

個人成績

代表での得点

後日追記します。

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