シモン・ミニョレ

シモン・ミニョレ（Simon Mignolet）

シモン・リュック・ヒルデベルト・ミニョレ（Simon Luc Hildebert Mignolet、1988年3月6日 - ）は、ベルギー・シント＝トロイデン出身のサッカー選手。ベルギー・ファースト・ディビジョンAのクラブ・ブルッヘに所属し、ゴールキーパーとして活躍。元ベルギー代表。

クラブ経歴

シント＝トロイデンVV

地元のシント＝トロイデンVVの下部組織で育ち、2005年にプロデビュー。2009-10シーズンには、その活躍が認められベルギー最優秀ゴールキーパー賞を受賞。

サンダーランドAFC

2010年6月10日、イングランドのサンダーランドAFCへ移籍。当初は控えと見られていたものの、正GKの負傷により出場機会を得ると、その実力でポジションを奪取。2012年には全38試合にフル出場を果たした。

リヴァプールFC

2013年6月26日、リヴァプールFCへ移籍。加入後すぐにポジションを獲得し、2013-14シーズンの開幕戦ではPKをストップする活躍を見せ、チームの勝利に貢献。2015-16シーズンには、チーム最多となる55試合に出場した。

ロリス・カリウスの加入後はポジションを争うも、再びスタメンの座を掴み安定したプレーを披露。しかし、その後カリウスに再びポジションを奪われるなど、出場機会に変動があった。
2018-19シーズンはアリソンの加入により出場機会が減少し、6シーズン在籍したリヴァプールを退団。

クラブ・ブルッヘ

2019年8月5日、クラブ・ブルッヘへ移籍。2022-23シーズンのチャンピオンズリーグでは、グループステージ4試合で連続無失点を記録し、チームの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

代表経歴

ベルギーU-21代表としての出場経験を持つが、UEFA U-21欧州選手権2007と北京オリンピックの出場は逃した。2010年9月1日にA代表に初選出され、2011年3月25日のオーストリア戦でA代表デビュー。

その後、正GKに定着するも、ティボ・クルトゥワの台頭によりポジションを奪われ、2014 FIFAワールドカップは第2GKとして参加。2018 FIFAワールドカップでも第2GKとしてメンバー入りを果たした。

2022 FIFAワールドカップも第2GKとして参加。大会後、エデン・アザールやトビー・アルデルヴェイレルトに続き代表引退を表明した。

代表

2014 FIFAワールドカップ（ベスト8）
2018 FIFAワールドカップ（3位）
2022 FIFAワールドカップ（グループステージ敗退）

国際Aマッチ 35試合 0得点（2011年-2022年）

タイトル

シント＝トロイデンVV

ベルギー・セカンドディビジョン ： 2008-09

リヴァプール

UEFAチャンピオンズリーグ : 2018-19

個人

ベルギー・プロフェッショナル・フットボール・アワード最優秀GK賞 ：1回 (2009-10)
* サンダーランドAFC最優秀選手賞 ：1回 (2013)

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