シリル・ディアバテ

シリル・ディアバテ

シリル・ディアバテ（Cyrille Diabaté）は1973年10月6日生まれのフランスの男性総合格闘家およびキックボクサーです。フランスのイヴリーヌ県ラ・セル＝サン＝クルー出身で、戦闘スタイルの多彩さや長身を生かしたスタイルから、「ザ・スネーク」のニックネームで知られています。彼はスネーク・チームに所属し、士道館空手の黒帯でもあります。

初期のキャリアと日本デビュー

ディアバテは2001年11月20日に日本のシュートボクシングイベント「BE A CHAMP 4th STAGE」でプロデビューを果たしました。この大会では伊賀弘治と対戦し、3度のダウンを奪った結果、TKO勝ちを収め、一躍その名を知らしめました。その後、2002年3月31日には、「The age of S Vol.2」に出場予定でしたが、残念ながら欠場となりました。

その後も彼のキャリアは続き、2006年にはPRIDE 無差別級グランプリ 2006の決勝戦で、名選手マウリシオ・ショーグンと対戦。当初は彼のリーチを生かして有効打を許さない立ち回りを見せましたが、不慣れなグラウンドでの攻防によりTKO負けを喫してしまいます。

Cage Rageとアメリカでの活躍

2007年にはCage Rage 21において、ライアン・ロビンソンを相手に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収め、その技術の高さを証明しました。さらに、2009年にはアメリカのリアリティ番組「The Ultimate Fighter: United States vs. United Kingdom」で、チーム・アメリカのアシスタントコーチとして打撃コーチを務め、選手としてだけではなく指導者としてもその能力を発揮しました。

UFCでの挑戦

ディアバテは2010年にUFCに初参戦し、UFC 114でルイス・カーニと対戦。当日はパウンドによるTKO勝ちを収める好スタートを切ります。しかし、同年10月にはUFC 120でアレクサンダー・グスタフソンと対戦し、チョークスリーパーで一本負けを喫してしまいます。最終的に2014年3月8日、引退試合としてUFC Fight Nightでイリル・ラティフィと対戦し、ニンジャチョークにより再び一本負けをしてキャリアを終えました。

キャリアのまとめ

ディアバテは日本のリングスやDEEPにも参戦し、特にPRIDEにおいてはニックネーム「ザ・スネーク」の名で知られるようになりました。戦績は総合格闘技とキックボクシングの両方で高い実績を残しており、キャリアの中でExtreme Forceのライトヘビー級王座も獲得しました。現在でも彼の戦い方やキャリアは、多くの格闘技ファンにとって興味深いものとなっています。

関連項目

• - 男子総合格闘家一覧
• - 男子キックボクサー一覧
• - シュートボクシング選手一覧
• - UFC選手一覧
• - PRIDE選手一覧
• - K-1選手一覧

外部リンク

• - UFC 選手データ
• - PRIDE 選手データ - Internet Archive
• - バウトレビュー 選手データ
• - MMAjunkie 選手データ
• - シリル・ディアバテの戦績 - SHERDOG

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