ジェイス・ピーターソン

ジェイス・ライアン・ピーターソン（Jace Ryan Peterson）

ジェイス・ライアン・ピーターソンは、1990年5月9日生まれ、アメリカ合衆国ルイジアナ州レイクチャールズ出身のプロ野球選手です。右投左打のユーティリティープレイヤーとして、MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属しています。愛称は「ペティ（Petey）」です。

経歴

プロ入りとパドレス時代

2011年のMLBドラフトで、サンディエゴ・パドレスから1巡目追補（全体58位）で指名され、プロ入りを果たしました。A-級ユージーン・エメラルズでプロデビュー後、A級フォートウェイン・ティンキャップス、A+級レイクエルシノア・ストームと着実にステップアップ。2013年にはA+級で打率.303、7本塁打、42盗塁を記録し、その才能を開花させました。

2014年にはAA級サンアントニオ・ミッションズを経て、4月25日にパドレスとメジャー契約を結び、MLBデビュー。しかし、メジャーではなかなか結果を残せず、AAA級との昇降格を繰り返しました。

ブレーブス時代

2014年12月、ジャスティン・アップトンらとのトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。2015年には正二塁手として152試合に出場し、規定打席に到達しました。打率.239、6本塁打、52打点を記録しましたが、120三振と粗さも目立ちました。守備面では、二塁手として9失策、守備率.987という成績でした。

2016年、2017年もユーティリティープレイヤーとしてチームに貢献しましたが、2017年オフにノンテンダーFAとなりました。

ヤンキース、オリオールズ時代

2018年はニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結びましたが、すぐにボルチモア・オリオールズへ移籍。その後、FAとなったり、マイナー契約を結び直したりと、不安定な時期を過ごしました。

ブルワーズ時代

2019年オフにミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約。2020年、2021年とメジャー契約とマイナー契約を繰り返しながら、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支えました。

アスレチックス時代

2022年12月、オークランド・アスレチックスと2年総額950万ドルの契約を結びました。アスレチックスでは92試合に出場し、打率.221、6本塁打、28打点という成績でした。

ダイヤモンドバックス時代

2023年7月、チャド・パトリックとのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍しました。

プレースタイル

ジェイス・ピーターソンは、内外野の複数のポジションをこなせるユーティリティープレイヤーです。打撃では、左打席から広角に打ち分けるバッティングが持ち味ですが、三振が多いのが課題です。守備では、二塁手としての出場が多いですが、内外野の様々なポジションを高いレベルでこなすことができます。そのユーティリティー性で、チームに大きく貢献する選手です。

年度別打撃成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

背番号

3（2014年）
8（2015年 - 2017年）
34（2018年 - 同年途中）
29（2018年途中 - 同年終了）
23（2019年）
14（2020年 - 2022年）
* 6（2023年 - ）

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