ジェイムソン・ウィリアムズ

ジェイムソン・ディミトリ・ウィリアムズ：スピードスターワイドレシーバー

ジェイムソン・ディミトリ・ウィリアムズ（Jameson Demitri Williams）は、2001年3月26日生まれ、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロアメリカンフットボール選手です。現在はNFLのデトロイト・ライオンズにワイドレシーバーとして所属しています。

カレッジでの活躍

ウィリアムズはオハイオ州立大学に進学後、1年目の2019年シーズンに6回のレシーブで112ヤードを獲得、1つのタッチダウンを記録しました。2020年シーズンには9回のレシーブで154ヤード、2つのタッチダウンを記録し、クレムソン大学とのシュガーボウルでは45ヤードのタッチダウンを決めました。シーズン後、アラバマ大学へ転校しています。

アラバマ大学では、2021年シーズンに先発出場を果たし、その才能を開花させました。アーカンソー大学戦では8回のレシーブで190ヤード、3つのタッチダウンを記録。SECチャンピオンシップのジョージア大学戦では7回のレシーブで184ヤード、2つのタッチダウンを挙げ、チームの勝利に大きく貢献しました。チームはCFPナショナルチャンピオンシップに進出しましたが、再びジョージア大学との対戦でウィリアムズは左膝の前十字靭帯を断裂。チームも敗北しました。しかし、このシーズンで彼は79回のレシーブ、1,572ヤード、15のタッチダウンを記録し、オールアメリカンファーストチーム、オールSECファーストチームに選出されました。また、スペシャルチームのキックオフリターナーとしても活躍し、SECのスペシャルチーム最優秀選手賞を受賞。シーズン終了後、2022年のNFLドラフトにアーリーエントリーしました。

NFLでの挑戦：デトロイト・ライオンズ

2022年のNFLドラフトで、ウィリアムズは全体12位でデトロイト・ライオンズから指名を受けました。ライオンズはミネソタ・バイキングスとのトレードでこの指名権を獲得していました。その後、4年総額1,740万ドルのルーキー契約を結びました。しかし、大学時代の怪我のリハビリのため、2022年シーズンの開幕は故障者リザーブで迎えました。第13週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でプロデビューを果たし、翌第14週のバイキングス戦でプロ初のレシービングタッチダウンを記録しました。その後、リーグのギャンブルポリシー違反が発覚し、6試合の出場停止処分を受けました。

2023年シーズン開幕後、出場停止処分は4試合に軽減されました。第5週のカロライナ・パンサーズ戦でシーズン初出場を果たし、翌週のタンパベイ・バッカニアーズ戦でシーズン初のレシービングタッチダウンを記録しました。

ジェイムソン・ウィリアムズは、そのスピードと爆発的なプレーで、ライオンズの攻撃陣に新たな風を吹き込むことが期待されています。今後の活躍から目が離せません。

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