ジェームズ・オギルヴィ＝グラント (第11代シーフィールド伯爵)

第11代シーフィールド伯爵ジェームズ・オギルヴィ＝グラント（1876年4月18日 - 1915年11月12日）は、イギリスの貴族です。

生涯

ジェームズは、第10代シーフィールド伯爵とアン・エヴァンズの長男として、ニュージーランドのオマルーで生まれました。クライストチャーチのウォリックハウス小学校、クライスト・カレッジ、そしてリンカーン大学で教育を受けました。1888年、わずか12歳で父の爵位を継承し、第30代グラント氏族長となりました。オークランドに居住していた時期があり、その後メアリー・タウンエンドと結婚しました。1902年6月21日には、ベッドフォードシャー連隊隷下の第3民兵大隊に少尉として任官されています。1913年には、エルギン州の副統監に就任しました。

第一次世界大戦が勃発すると、ジェームズは女王付キャメロン・ハイランダーズ大隊の大尉として従軍しました。後に第5キャメロン・ハイランダーズ大隊へ異動。帰国を目前にした1915年11月12日、西部戦線で戦死しました。彼の遺体は、ライセントホーク軍人墓地に埋葬されています。

ジェームズには娘が一人いたため、シーフィールド伯爵位は長女のニーナが相続しました。一方、ストラスペイ男爵位と準男爵位は、男系継承の原則により、弟のトレヴァーが引き継ぎました。

家族

1898年6月22日、医師ジョセフ・タウンエンドの娘であるメアリー・エリザベス・ニーナ・タウンエンド（1962年1月22日没）と結婚し、一女をもうけました。

* 長女：ニーナ・カロライン（第12代シーフィールド女伯爵、1906年4月17日 - 1969年8月30日）

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