ジェームズ・マッキャン

ジェームズ・トーマス・マッキャン（James Thomas McCann）は、1990年生まれ、カリフォルニア州サンタバーバラ出身のプロ野球選手です。右投右打の捕手として知られています。現在はアトランタ・ブレーブス傘下に所属し、メジャーリーグでの活躍を目指しています。愛称は「マッキャノン（McCannon）」です。

経歴

マッキャンは、2008年のMLBドラフトでシカゴ・ホワイトソックスから指名を受けましたが、契約せずにアーカンソー大学に進学しました。その後、2011年のMLBドラフトでデトロイト・タイガースから2巡目（全体76位）で指名され、プロの道へ進みました。

タイガース時代は、マイナーリーグを経て2014年にメジャーデビューを果たしました。2015年にはメジャーに定着し、ランニング本塁打やサヨナラ本塁打を記録するなど、印象的な活躍を見せました。正捕手として119試合に出場し、打率.264、7本塁打、41打点を記録。守備面でも盗塁阻止率42%を記録しました。

2016年、2017年もチームに貢献し、2017年は106試合に出場、打率.253、13本塁打、49打点を記録しました。

2018年オフにノンテンダーFAとなると、ホワイトソックスと契約。2019年には自身初のオールスターゲームに選出され、キャリアハイとなる打率.273、18本塁打、60打点を記録しました。しかし、2020年はヤズマニ・グランダルの加入により控え捕手となり、FAとなりました。

2020年12月には、ニューヨーク・メッツと4年総額4000万ドルの大型契約を結びました。その後、2022年12月にボルチモア・オリオールズへ移籍。オリオールズでは、2年間プレーし、2023年は70試合に出場して打率.222、6本塁打、26打点、2024年は66試合に出場、打率.222、8本塁打、31打点を記録しました。

2025年3月には、アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、メジャー復帰を目指しています。

プレースタイル

マッキャンは、堅実な守備と勝負強い打撃が持ち味の捕手です。盗塁阻止率が高く、強肩を生かした守備でチームを支えます。打撃では、パンチ力があり、要所での一打でチームに貢献します。

記録
MLBオールスターゲーム選出：1回（2019年）
MiLBオールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2013年）

代表歴

* 2011年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

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