ジャパンベストレスキューシステム

ジャパンベストレスキューシステム株式会社について

ジャパンベストレスキューシステム株式会社（JBR）は、愛知県名古屋市に本社を置く、総合生活トラブル解決サービスを提供する企業です。同社は、全国展開する「生活救急車」を中心に、住まいのトラブル、鍵のトラブル、水回りのトラブルなど、日常生活における様々な緊急事態に対応するサービスを提供しています。

沿革

1997年、名古屋PARCOのスタッフであった榊原暢宏氏が、二輪車ロードサービスの全国組織を構築するため、日本二輪車ロードサービス株式会社を設立したのが始まりです。

その後、1999年に現在の社名であるジャパンベストレスキューシステム株式会社に変更し、事業領域を拡大。

2002年には旭硝子（現AGC）との提携でガラス割換サービスを開始、2004年にはセコムやINAX（現LIXIL）と共同で事業を展開するなど、積極的に他社との連携を進めました。

2005年には東京証券取引所マザーズに上場、その後、東京証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部へと上場を果たしました。また、リプラス少額定期保険株式会社（現ジャパン少額短期保険）を子会社化するなど、グループとしての事業拡大も積極的に行いました。

2010年代に入ると、M&Aを積極的に活用。株式会社アットワーキングや株式会社水の救急車、株式会社バイノスなどを子会社化し、事業領域を拡大。2015年には株式会社水の救急車を完全子会社化するなど、グループ内の再編も進めました。

2019年には損害保険業免許を取得し、レスキュー損害保険株式会社を設立。2022年には株式会社アクトコールと株式会社TSUNAGUを吸収合併するなど、事業の多角化を進めました。

2024年には、経営陣と投資ファンドMBKパートナーズによるMBO（経営陣買収）を実施し、東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場への上場を廃止。これにより、非公開企業として新たなスタートを切りました。

主な事業

同社の主力事業は、生活トラブル解決サービス「生活救急車」です。このサービスでは、鍵のトラブル、水回りのトラブル、ガラスの破損、電気設備のトラブルなど、生活に関わる様々な問題に対応しています。また、企業向けのサービスも展開しており、法人顧客の抱えるトラブル解決もサポートしています。

グループ企業

JBRグループは、以下の連結子会社、持分法適用関連会社で構成されています。

連結子会社:
レスキュー損害保険株式会社
ジャパン少額短期保険株式会社
ジャパンワランティサポート株式会社

持分法適用関連会社:
日本PCサービス株式会社
株式会社アクアライン
株式会社生活救急車

まとめ

ジャパンベストレスキューシステム株式会社は、設立から現在に至るまで、変化を恐れず、時代のニーズに応じたサービスを提供し続けています。MBOによる非公開化を機に、今後も新たな展開が期待されます。

関連人物

玉置恭一（役員）

外部リンク

公式サイト

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