ジュリアン・アレドンド

フリアン・アレドンド（Julián Arredondo、1988年7月30日 - ）は、コロンビア出身の自転車競技選手です。現在はトレック・ファクトリー・レーシングに所属していますが、以前は日本のコンチネンタルチーム、チームNIPPO-デローザにも在籍していました。

経歴

アレドンドは、その才能を早くから開花させ、2006年にはコロンビア選手権ジュニアで優勝を果たします。

2008年、19歳でイタリアのアマチュアチームに加入し、ヨーロッパでの活動を開始。

2010年には、ベビージロで区間2位に入るなど、厳しいレースの中で上位入賞を重ね、その実力を着実に高めていきました。同年には、オーストラリアのジーロングで開催された世界選手権U23部門に出場し、72位で完走。また、グラン・プレミオ・フォリニャーノでは優勝を飾っています。

2012年、アレドンドの才能に目を留めたチームNIPPOの大門宏監督が彼をチームに招き、プロデビューを果たします。同年、ツアー・オブ・ジャパンでは山岳賞を獲得し、区間優勝（第3ステージ）、総合2位と素晴らしい成績を残しました。また、ツール・ド・熊野でも山岳賞と総合2位を獲得。ジャパンカップでは4位に入賞するなど、日本でのレースでその存在感を示しました。

2013年は、アレドンドにとって飛躍の年となりました。ツール・ド・ランカウイでは総合優勝を果たし、区間優勝（第5ステージ）も獲得。ツアー・オブ・ジャパンでは新人賞と総合2位を獲得。ツール・ド・熊野では総合優勝、区間優勝（第2ステージ）、山岳賞と圧倒的な強さを見せつけました。また、ジロ・デッラッペンニーノで10位、コッパ・アゴストーニで15位、ジャパンカップで4位と、海外のレースでも好成績を収めました。この活躍により、UCIアジアツアーの選手ランキングで年間首位に輝きました。

2014年、アレドンドはUCIプロチームであるトレック・ファクトリー・レーシングに移籍し、更なる高みを目指します。ツール・ド・サンルイスでは区間優勝（第2、第6ステージ）と総合4位を獲得。ティレーノ〜アドリアティコでは総合5位に入賞。そして、ジロ・デ・イタリアでは区間1勝（第18ステージ）を挙げ、見事山岳賞（マリア・アッズーラ）を獲得しました。

外部リンク

Julián Arredondo - トレック・ファクトリー・レーシング公式サイト
選手・スタッフ：Team NIPPO：NIPPO
* ジュリアン・アレドンド - サイクリングアーカイヴス（英語）

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