ジョシュ・オーシック

ジョシュ・マイケル・オーシック（Joshua Michael Osich）は、1988年9月3日生まれ、アメリカ合衆国アイダホ州ボイシ出身のプロ野球選手です。左投左打の投手として、MLB（メジャーリーグベースボール）のシンシナティ・レッズ傘下に所属しています。

経歴

オレゴン州立大学時代には、後にプロでも同僚となるアンドリュー・スザックとバッテリーを組んでいました。2010年1月にトミー・ジョン手術を受けています。同年6月のMLBドラフト7巡目（全体234位）でロサンゼルス・エンゼルスから指名を受けましたが、契約には至りませんでした。2011年には、トレバー・バウアーを擁するUCLA相手にノーヒットノーランを達成する快挙を成し遂げています。

2011年6月のMLBドラフト6巡目（全体207位）でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2012年: A+級サンノゼ・ジャイアンツでプロデビュー。27試合に登板し、0勝2敗1セーブ、防御率3.62、34奪三振を記録。
2013年: A+級サンノゼとAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレー。2球団合計で56試合に登板し、5勝4敗15セーブ、防御率3.47、76奪三振を記録。
2014年: AA級リッチモンドで28試合に登板し、1勝0敗、防御率3.78、27奪三振を記録。
2015年: AA級リッチモンドでシーズンを迎え、AAA級サクラメント・リバーキャッツを経て、7月3日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビューを果たしました。デビューから7試合連続被安打なし、8試合連続無失点という好スタートを切りました。この年は35試合に登板し、2勝0敗、防御率2.20、27奪三振を記録。
2016年: 59試合に登板し、1勝3敗、防御率4.71、25奪三振を記録。
2017年: 54試合に登板し、3勝2敗、防御率6.23、43奪三振を記録。
2018年: 12試合に登板し、防御率8.25、10奪三振を記録。
2019年: 2月12日にDFA（Designated for Assignment）となりました。

ホワイトソックス時代

2019年2月19日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍しましたが、3月8日にDFA。3月11日に再びウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスへ移籍。この年は57試合に登板し、4勝0敗、防御率4.61、61奪三振を記録しました。

レッドソックス時代

2019年10月31日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍。12月2日にノンテンダーFAとなりましたが、4日に1年契約を結び直しました。

カブス時代

2020年8月31日に後日発表選手とのトレードでシカゴ・カブスへ移籍。9月30日にDFAとなり、10月2日にマイナー契約となりました。オフにFAとなっています。

レッズ時代

2020年12月21日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加。2021年6月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りしましたが、7月28日にDFA。その後FAとなりましたが、マイナー契約で傘下のAAA級ルイビル・バッツに配属されました。

投球スタイル

最速98mph（約157.7km/h）の速球を武器とし、対左打者にはスライダー、対右打者にはチェンジアップを効果的に使用します。

ジョシュ・オーシックは、その力強い投球で、これからも野球ファンを魅了し続けるでしょう。

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