ジョシュ・レニキー

ジョシュア・ジェームズ・レニキーのプロフィール

ジョシュア・ジェームズ・レニキー（Joshua James Roenicke）は、1982年8月4日生まれのアメリカのプロ野球選手で、ポジションは投手である。メリーランド州ボルチモア出身で、右投げ右打ちの選手として知られる。現在はフリーエージェントとして活動している。彼の野球キャリアは、MLBドラフトでの指名から始まる。

経歴

プロ入りとレッズ時代

レニキーは2006年のMLBドラフトでシンシナティ・レッズから10巡目（全体294位）で指名され、プロの世界に足を踏み入れた。メジャーデビューは2008年9月13日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの試合で、3番手として登板し、その瞬間に彼の野球人生は新たな幕を開けた。

ブルージェイズ時代

2009年、レニキーはトロント・ブルージェイズに移籍することになった。スコット・ローレンとのトレードにより、彼とエドウィン・エンカーナシオン、ザック・スチュワートがチームに加入した。この移籍は彼のキャリアに新たな方向性を与えるものであった。

ロッキーズ時代

2011年6月にはウェイバー公示を経てコロラド・ロッキーズに移籍。このシーズン中に63試合に登板するなど、彼のキャリアの中で多くの経験を積むことができた。

ツインズ時代

2012年11月、再びウェイバー公示を経てミネソタ・ツインズに移籍し、そこでの活躍が期待されたが、2013年のシーズンオフにはフリーエージェントになった。

ツインズ退団後

ツインズ在籍後、レニキーは2014年にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、その後2015年にはミルウォーキー・ブルワーズとも契約。そのオフには、ベネズエラのウィンターリーグにも参加して経験を積んだ。2017年にはメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約、2018年には中華職業棒球大聯盟の統一ライオンズに加入した。

家族背景

レニキーの家族にはいくつかの著名なスポーツ選手がいる。彼の父はボルチモア・オリオールズなどでプレーした元メジャーリーガーのゲイリー・レニキーで、叔父もミルウォーキー・ブルワーズの監督を務めたロン・レニキーである。さらに、2010年にはメジャーリーガーのイアン・デズモンドとの義理の兄弟の関係が築かれた。

投球スタイル

レニキーの投球スタイルは、多様な球種を持ち、特にフォーシームとツーシームが主力であり、91〜96mphの速球を投げ分ける。加えて、82〜86mphのスライダーを持ち、75〜80mphのカーブや左打者対策のチェンジアップも駆使する。右投手でありながら、左打者に対して強い成績を残している点が特徴的である。

成績と背番号

彼の各年度の成績は注目すべきもので、特に自己最高の登板数を記録した年もある。また、レニキーは多くの球団で異なる背番号を使用しており、65、37、33、17、56、30、20など様々な数字を持っていた。これらの背番号は彼のキャリアを物語るものである。

まとめ

ジョシュア・ジェームズ・レニキーは、プロ野球の世界で様々な経験を持つ選手であり、彼の経歴や投球スタイルは多くのファンに愛されている。彼の今後の動向にも注目が集まっている。

もう一度検索