ジョン・ブレッビア

ジョン・フルボーム・ブレッビア

ジョン・フルボーム・ブレッビア（John Fulboam Brebbia）は、1990年5月30日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ノーフォーク郡シャロンで生まれたプロ野球選手です。彼は投手として活躍しており、現在はメジャーリーグのアトランタ・ブレーブスに所属しています。ブレッビアの名前はメディアによって「ブレビア」とも表記されることがあります。

経歴

プロ入りとヤンキース傘下

2011年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから30巡目（全体929位）で指名を受け、プロ入りを果たしました。契約後は傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでデビューし、5試合に登板して0勝1敗、防御率は0.00という素晴らしい成績を残しました。2012年にはA級チャールストン・リバードッグスに移籍し、29試合に登板。3勝1敗、2セーブ、防御率2.96を記録しました。2013年はA級とA+級でプレーし、34試合で0勝5敗1セーブ、防御率4.06を残しましたが、オフには自由契約となりました。

独立リーグ時代

プロキャリアの中で2014年からの2年間は独立リーグでプレーしました。最初の年にはスーフォールズ・カナリーズに所属し、34試合に出場。3勝2敗1セーブと防御率3.31を記録しました。翌2015年にはラレド・リーマーズに移籍し、51試合に登板。成績は7勝2敗9セーブ、防御率0.98と優れた数字を残しました。

カージナルス時代

2015年9月21日にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、2016年にはセントルイス・カージナルスから指名を受けて移籍しました。傘下のAA級スプリングフィールド・カージナルスとAAA級メンフィス・レッドバーズで合計43試合に登板し、5勝5敗2セーブ、防御率5.03という成績を残しました。2017年のメジャーデビューでは、コロラド・ロッキーズ戦での登板を経て、主に中継ぎ投手としての地位を確立しました。2018年には45試合に登板し、防御率3.20を記録、2019年には66試合で3勝4敗でした。

ジャイアンツ時代

2020年にトミー・ジョン手術を受けた後、2021年にはサンフランシスコ・ジャイアンツと契約し、同年には復帰を果たしました。2022年には76試合に登板し、6勝2敗の成績を残しましたが、2023年には広背筋の負傷により一時負傷者リストに入る形でプレー続行が難しい時期がありました。

ホワイトソックスとブレーブス

2024年にはシカゴ・ホワイトソックスと契約しますが、期待された成績を残せず、8月にはDFAとなりました。その後、2024年8月31日にアトランタ・ブレーブスと契約し、アクティブ・ロースターへと加わりました。

投球スタイル

ブレッビアの投球スタイルは、フォーシームとスライダーを中心に構成されています。彼は持ち味となる速球を多く使い、コントロールの効いたスライダーで打者を翻弄する戦術を採用しています。どの球種も高いレベルで通用し、これまで数多くの奪三振を記録しています。

詳細情報

ブレッビアは、これまでのキャリアで、さまざまなチームで経験を積み、投手としての実力を磨いてきました。彼は投手としての将来に向けてさらなる成長が期待されており、アトランタ・ブレーブスでの活躍が待たれます。

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