ジョン・メイブリー

ジョン・スティーブン・メイブリーの経歴

ジョン・スティーブン・メイブリー（John Steven Mabry）は、1970年10月17日生まれのアメリカ人元プロ野球選手です。彼はデラウェア州のウィルミントン出身で、主に外野手として、一塁手としてもプレーした選手です。右投左打で、選手としてのキャリアを通じて数々の記録や称賛を受けてきました。

現役時代

1991年、メイブリーはMLBドラフトでセントルイス・カージナルスに6巡目（全体155位）で指名されてプロ入りしました。彼のメジャーリーグデビューは1994年4月23日でした。翌年の1995年には、129試合に出場し、打率.307を記録。これにより、Toppsルーキーオールスターチームの一塁手部門にも選出されました。

1996年には自己最多の13本塁打と74打点を達成し、5月18日のコロラド・ロッキーズ戦ではサイクル安打を達成する素晴らしいプレーを見せました。このように、メイブリーは1990年代後半から2000年代初頭にかけて活躍した選手で、1999年にはシアトル・マリナーズに移籍した後も、さまざまなチームでプレーを続けました。彼の現役年は2007年まで続き、ロッキーズでのプレーを最後に引退しました。

引退後のキャリア

引退後のメイブリーは、2012年にカージナルスの打撃コーチ補佐に就任しました。翌2013年には補佐から昇格し、2018年7月14日までそのポジションでチームに貢献しました。彼の指導経験は選手たちにとって大いに価値があり、チームの打撃力向上に寄与しました。

2020年度からはカンザスシティ・ロイヤルズのコーチとして活動しています。この役割においても、彼の経験と知識が若手選手の成長に大きな影響を与えていることが期待されています。自らの選手時代の経験を基に、戦術や技術についての指導を行っていることでしょう。

栄誉と記録

メイブリーのキャリアの中で得た輝かしい実績として、1995年のToppsルーキーオールスターチーム選出が挙げられます。また、1996年に達成したサイクル安打は、彼の選手としての能力を象徴するものです。試合でのパフォーマンスや記録において、彼は常に競争心を持って戦ってきました。

背番号

彼の背番号はキャリアを通じていくつか変わりました。主に使用していた背番号は47であり、他にも17、7を着用していた時期があります。これらの数字は、彼が所属した各チームでのキャリアの証として記憶されています。

まとめ

ジョン・スティーブン・メイブリーは、プロ野球界での成功した選手であり、引退後もコーチとして選手たちに影響を与える存在となってきました。彼の実績は、多くの野球ファンや選手たちにとってのインスピレーションとなり、今後もその影響力を発揮し続けることでしょう。

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