ジョーイ・メネセスとは？意味をやさしく解説

ジョーイ・メネセス・ラミレスのプロフィール

ジョーイ・メネセス・ラミレス（Joey Meneses Ramírez）は、1992年 5月6日生まれで、メキシコシナロア州クリアカン出身の右投げ右打ちのプロ野球選手です。現在、MLBのワシントン・ナショナルズに所属しており、主に指名打者として活躍しています。

メネセスは兄の影響を受けて、5歳から野球を始めました。高校時代には三塁手を務めており、また中高生の頃にはバレーボールも楽しんでいました。彼の野球に対する情熱は早くから芽生えていたのです。

2011年、アトランタ・ブレーブスと契約し、プロとしてのキャリアがスタート。彼はドミニカン・サマーリーグを皮切りに、数年にわたってブレーブス傘下で急成長を遂げました。特に2017年にはFAとなり、次のステップへ向けての準備を整えました。

2018年にフィラデルフィア・フィリーズにマイナー契約を結び、AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで素晴らしい成績を残しました。130試合で打率.311、23本塁打、82打点を記録し、リーグMVPとともにホームラン王と打点王を獲得しました。この活躍が彼のキャリアに大きな弾みを与えました。

同年10月、NPBのオリックス・バファローズがメネセスを獲得。彼は日本に渡り、2019年の開幕前には日本代表として強化試合に出場。開幕からスタメンとしてプレーを始めましたが、残念ながら右手首を負傷し、成績は4本塁打、打率.206と厳しいものとなりました。

2019年4月にドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したため、2020年まで出場停止処分を受け、オリックスを解雇されることになりました。

2020年にはボストン・レッドソックスと契約。その後、東京オリンピックのメキシコ代表に選ばれ、日本戦では本塁打を記録しましたが、チームは6位に終わりました。オフシーズンにFAとなり、さらなる挑戦へと進みました。

2022年にワシントン・ナショナルズとの契約を結び、8月にはメジャーデビューを果たしました。この試合でメジャー初本塁打を放ち、新たなステージでの成功を掴みました。また、2023年のWBCメキシコ代表にも選出されています。

メネセスは広角に打ち分ける打撃スタイルを持ち、特に逆方向へも強い打球を飛ばせる能力があります。彼は憧れの選手であるデレク・ジーターから影響を受けており、打撃フォームにもその要素が見られます。

メネセスは少年時代から「ドラゴンボール」の大ファンで、自身のヒーローは孫悟空だと公言しています。野球を引退した際にはスーパーサイヤ人になりたいとも語り、その思いへの情熱が見え隠れしています。

メネセスのキャリアは、数多くの挑戦と成果に満ちています。今後の活躍に期待が寄せられています。

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