ジョーダン・グロシャンズ

ジョーダン・グロシャンズは、1999年11月10日生まれのアメリカ合衆国出身のプロ野球選手です。右投げ右打ちの遊撃手で、現在はカンザスシティ・ロイヤルズ傘下でプレーしています。

2018年、トロント・ブルージェイズからドラフト1巡目（全体12位）で指名を受け、プロ入り。大学進学を諦め、プロの道を歩み始めました。ルーキーリーグからキャリアをスタートさせ、着実に経験を積んでいきます。2018年はルーキーリーグで48試合に出場し、打率.296、5本塁打、43打点を記録しました。

2019年にはA級ランシング・ラグナッツでプレーし、23試合に出場して打率.337、2本塁打、13打点、1盗塁と好成績を残しました。しかし、2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり、公式戦出場はありませんでした。

2022年8月2日、アンソニー・バス、ザック・ポップとのトレードでマイアミ・マーリンズへ移籍。そして、9月13日にメジャー昇格を果たしました。9月15日のフィラデルフィア・フィリーズ戦では、ノア・シンダーガードからメジャー初本塁打を放つなど、メジャーデビューを飾りました。

2023年はAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーし、125試合に出場。打率.244、6本塁打、60打点の成績を残しましたが、メジャーでの出場機会はありませんでした。そして2024年2月6日、DFA(Designated for assignment)となりました。

DFAとなった後、2月13日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍。しかし、2月28日に再びDFAとなり、3月3日にマイナー契約でAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属されました。

その後、2024年6月23日にはJ.D.デービスとのトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍。AA級ミッドランド・ロックハウンズに配属されましたが、この年もメジャー昇格は叶いませんでした。

2024年12月3日、カンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結びました。現在もメジャー昇格を目指し、日々努力を続けています。

グロシャンズ選手は、大型遊撃手として、ボー・ビシェットを思わせる高い打撃センスとパワーが魅力です。将来的なパワーの伸びしろも期待されています。一方で、守備面では敏捷性にやや欠けるため、三塁手へのコンバートも検討されているようです。今後の活躍に期待がかかります。

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