ジョー・ソーンダース

ジョゼフ・フランシス・ソーンダース（Joseph Francis Saunders, 1981年6月16日 - ）は、アメリカ合衆国バージニア州スプリングフィールド出身の元プロ野球選手。ポジションは投手で、左投左打でした。

プロ入りとエンゼルス時代

2002年のMLBドラフトで、アナハイム・エンゼルスから1巡目（全体12位）という高い評価を受け指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2005年8月16日のトロント・ブルージェイズ戦で念願のメジャーデビューを果たします。2006年には先発投手として13試合に登板し、7勝を挙げるなど、その才能の片鱗を見せました。

2008年は、ローテーションの軸として開幕から活躍。最多勝争いに加わる活躍を見せ、自身初となるオールスターゲームへの出場を果たしました。後半戦はやや失速したものの、チーム最多となる17勝を記録し、防御率も3.41と素晴らしい成績を収め、大きく飛躍を遂げました。

ダイヤモンドバックス時代

2010年7月25日、ダン・ヘイレンとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。新たなチームでの挑戦が始まりました。

オリオールズ時代

2012年8月26日には、マット・リンドストロムとのトレードでボルチモア・オリオールズへ移籍。しかし、オフにはFA（フリーエージェント）となりました。

マリナーズ時代

2013年2月7日、シアトル・マリナーズと1年契約を結びました。しかし、11月1日には球団から2014年の契約オプションを破棄され、再びFAとなります。

マリナーズ退団後

2014年3月5日、テキサス・レンジャーズと1年契約に合意。開幕ロースター入りを果たしましたが、4月7日に左足首の故障で15日間の故障者リスト入り。5月28日に復帰し、7試合に先発するも、結果を残せず、7月1日にDFA（戦力外通告）となり、7月4日に放出されました。その後、カンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結びましたが、AAA級オマハ・ストームチェイサーズで4試合に登板後、7月29日に放出。8月5日には古巣のオリオールズとマイナー契約を結びました。

2015年2月20日には、再びマリナーズとマイナー契約を結びましたが、5月1日に契約破棄条項を行使し自由契約となりました。

年度別投手成績（2014年度シーズン終了時）

(省略)

獲得タイトル・表彰・記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2008年）

背番号

68 (2005年 - 2006年)
51 (2007年 - 2010年途中、2014年途中 - 同年終了)
34 (2010年途中 - 2012年途中)
48 (2012年途中 - 同年終了)
23 (2013年)
* 47 (2014年 - 同年途中)

ジョー・ソーンダースは、その才能と努力でMLBの舞台で活躍し、多くのファンに感動を与えました。彼の今後の活躍を期待する声は、今もなお多く存在します。

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