スズキ・イクエーター

スズキ・イクエーター (EQUATOR)

スズキ・イクエーターは、日産自動車からOEM供給を受け、スズキが販売していたミッドサイズピックアップトラックです。2008年のシカゴオートショーで初めて公開され、翌2009年モデルとして2008年末から販売が開始されました。

概要

イクエーターは、日産自動車のD40型系フロンティアをベースとしており、スズキにとっては約20年ぶりのボンネットトラックとなりました。かつてのスズキには、軽トラックの「マイティボーイ」がありましたが、イクエーターはそれ以来の本格的なトラックモデルとなります。

ボディタイプは、シングルキャブの設定はなく、2ドアのエクステンディッドキャブと4ドアのクルーキャブの2種類が用意されていました。クルーキャブには4WDモデルにはロングベッド仕様も存在しました。

エンジンは、日産自動車製の2種類が搭載されました。2.5L直列4気筒のQR25DEエンジンと、4.0LV型6気筒のVQ40DEエンジンです。トランスミッションは、5速MTと5速ATが用意されました。ベースとなったフロンティアには6速MTの設定がありましたが、イクエーターには設定されませんでした。

エクステリアデザインは、基本的にはフロンティアと共通ですが、フロント部分がやや丸みを帯びたデザインとなっており、全長もわずかに長くなっています。

販売終了

2012年12月、スズキは北米市場における4輪車部門から撤退したため、イクエーターも販売終了となりました。短い期間での販売となりましたが、スズキのラインナップにおいて重要な役割を担いました。

車名の由来

車名の「イクエーター（EQUATOR）」は、英語で「赤道」を意味します。

関連項目

日産・フロンティア
ピックアップトラック
ライトトラック
日産・F-Alphaプラットフォーム

外部リンク

スズキ公式サイト
日産自動車公式サイト

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