ストラヒニャ・パヴロヴィッチ

ストラヒニャ・パヴロヴィッチ：若きセルビアの才能、ACミランでの挑戦

ストラヒニャ・パヴロヴィッチ（Strahinja Pavlović）は、2001年5月24日生まれ、セルビア・マチュヴァ郡シャバツ出身のサッカー選手です。現在はACミランに所属し、DFとして活躍しています。また、セルビア代表としても重要な役割を担っています。

クラブでの歩み

地元のユースチームでサッカーを始めたパヴロヴィッチは、2015年に名門パルチザン・ベオグラードのユースアカデミーに入団。その才能を開花させます。2018年9月にはトップチームへの昇格を果たし、3年契約を締結。順調なステップアップを見せました。

2019年2月23日、FKプロレテル・ノヴィ・サド戦でプロデビューを飾り、先発出場で3-0の完封勝利に貢献。以降、レギュラーとして定着し、2018-19シーズンにはセルビア・カップ優勝を経験しました。同年9月には、若手選手を対象とした栄誉ある賞、ゴールデンボーイ賞の最終候補にもノミネートされ、注目を集めました。また、同年9月にはクラブとの契約を5年間延長しています。

10月7日のFKヴォジュドヴァツ戦では、プロ初ゴールを記録。着実に成長を遂げました。

2019年12月18日、ASモナコへの移籍が発表されました。しかし、2019-20シーズンはローン移籍の形でパルチザンに残留。2020年7月よりモナコに加入しました。しかし、2020-21シーズンは、ニコ・コヴァチ新監督の下で出場機会を得ることができず、2021年1月21日にサークル・ブルッヘへシーズン終了までのローン移籍を決断しました。

2022年2月15日には、FCバーゼルへ買取オプション付きのレンタル移籍。2022年夏までの契約となりました。

2022年6月29日、レッドブル・ザルツブルクへ完全移籍。5年契約を結び、新たな挑戦をスタートさせました。

そして、2024年7月31日、名門ACミランへの完全移籍を果たします。2028年6月30日までの契約（1年間の延長オプション付き）で、セリエAという新たな舞台に足を踏み入れました。同年8月24日、セリエA第2節パルマ・カルチョ1913戦にてスタメン出場しセリエAデビュー。8月31日、セリエA第3節SSラツィオ戦にて、クリスチャン・プリシッチのコーナーキックをダイレクトヘッドで合わせ、セリエA初ゴールを記録しました。

セルビア代表としての活躍

パヴロヴィッチは、2017年からユース世代のセルビア代表に選出され、中心選手として活躍。2020年9月には19歳でフル代表に初招集され、UEFAネーションズリーグのロシア戦で代表デビューを果たしました。以降、フル代表でも先発に定着しています。

2022年のワールドカップカタール大会では、グループリーグ第2戦のカメルーン戦でゴールを挙げ、その存在感を示しました。

代表歴

セルビア代表
2022 FIFAワールドカップ

* 国際Aマッチ：32試合 3得点（2020年-）

パヴロヴィッチは、若くして国内外の様々なクラブで経験を積み、着実に成長を遂げてきました。ACミランという新たな舞台で、さらなる飛躍が期待されます。また、セルビア代表としても、今後の活躍が楽しみな選手です。

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