スポーツコミュニティー軽井沢クラブ

スポーツコミュニティー軽井沢クラブ：軽井沢のスポーツを支えるNPO法人

長野県北佐久郡軽井沢町に拠点を置くスポーツコミュニティー軽井沢クラブ（SC軽井沢クラブ）は、地域に密着した総合型スポーツクラブとして活動するNPO法人です。2004年7月に、地元カーリングチーム「軽井沢グラニット」で活躍した長岡秀秋氏を中心に設立されました。

SC軽井沢クラブの活動の中心は、カーリングとフットサルです。それぞれにチームを運営し、地域住民を対象としたスポーツ教室なども開催しています。さらに、軽井沢国際カーリング選手権大会や軽井沢マラソンフェスティバルといった大規模なスポーツイベントの運営にも携わっており、軽井沢町のスポーツ振興に大きく貢献しています。風越公園の指定管理者である「風越パークコーオペレイション」にも参加しており、地域社会への貢献を多角的に行っています。

輝かしい実績を誇るカーリングチーム

SC軽井沢クラブのカーリングチームは、特にその実績が注目に値します。男子チームは、1999年に軽井沢中学校の両角友佑選手と長岡はと美コーチによって結成された「AXE」を前身としています。2005年にSC軽井沢クラブの傘下となり、2017年までに日本選手権で8度の優勝を達成、国内カーリング界を牽引する存在となりました。2016年にはパシフィックアジアカーリング選手権で優勝し、2018年の平昌オリンピックでは日本代表として出場しました。

SC軽井沢クラブは、将来のカーリング界を担う人材育成にも力を入れています。「エリートアカデミー」では、ジュニア選手の育成を行い、アカデミー出身者を中心に構成された女子チームも2020年に誕生しました。2022年には、両角友佑選手のチーム離脱後、初の日本選手権優勝を達成。さらに、パンコンチネンタルカーリング選手権2022で4位入賞を果たし、世界選手権への出場権を獲得しました。2023年には男子チームが日本選手権で連覇、女子チームも初の決勝進出を果たし準優勝という素晴らしい成績をおさめました。

男子チームには、山口剛史、栁澤李空、小泉聡、山本遵といった選手が所属し、過去には清水徹郎、両角友佑、両角公佑、平田洸介、大野福公、金井大成といった著名な選手も在籍していました。国際大会での成績も素晴らしく、世界選手権やパシフィックアジア選手権で上位入賞を果たし、2018年平昌オリンピックでは8位に入賞しました。

女子チームは、西室淳子、金井亜翠香、上野美優、上野結生といった選手が中心となって活躍しており、2023年の日本選手権では準優勝を経て、翌年には優勝を達成しました。西室雄二氏、荻原諒氏がコーチとしてチームを支えています。

地域に根差したフットサルチーム

SC軽井沢クラブはカーリングだけでなく、フットサルにも注力しています。「セロリーズ」を前身とするフットサルチームは、現在、長野県1部リーグに所属し、地域リーグで活躍しています。

まとめ

スポーツコミュニティー軽井沢クラブは、カーリングとフットサルの両面で地域スポーツ界に貢献する、重要な存在です。選手育成から地域イベントの運営まで、多岐にわたる活動を通じて、軽井沢町のスポーツ文化を支えています。今後、更なる活躍と発展が期待されるクラブです。

もう一度検索