セドリック・ソアレス

セドリック・ソアレス：輝かしいキャリアを歩むポルトガル代表ディフェンダー

セドリック・リカルド・アルヴェス・ソアレス（Cédric Ricardo Alves Soares）は、1991年8月31日、ドイツのゲルゼンキルヒェンで生まれたサッカー選手です。現在はサンパウロFCに所属し、右サイドバックを主なポジションとして活躍しています。元ポルトガル代表としても知られています。

クラブキャリア

スポルティングCP

セドリックはスポルティングCPでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2011年5月8日、ヴィトーリアFC戦でプリメイラ・リーガデビューを果たし、着実に経験を積みました。

サウサンプトン

2015年6月18日、セドリックはサウサンプトンFCに4年契約で移籍。すぐにチームにフィットし、同年6月30日のフィテッセ戦で初出場を飾ると、8月9日のニューカッスル・ユナイテッドFC戦でプレミアリーグデビューを果たしました。この試合では、グラツィアーノ・ペッレのゴールをアシストする活躍を見せ、右サイドバックのレギュラーとして定着しました。2018年3月18日のFAカップ・ウィガン・アスレティックFC戦では初得点も記録。その活躍から、2017年夏にはFCバルセロナも獲得に興味を示していたと報じられました。

インテル

2019年1月26日、セドリックはインテルに買取オプション付きの期限付き移籍。

アーセナル

2020年1月31日、アーセナルFCにシーズン終了までの半年間の契約で期限付き移籍。しかし、ローン加入時に負傷していたことや、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断、さらにはリーグ再開後の練習中に顔を負傷したことも重なり、アーセナルで一度もプレーしないままクラブは買取を決断しました。2020年7月1日、ノリッジ・シティFC戦で77分から途中出場し、アーセナルでの初出場を飾ると、81分にはペナルティエリア外からミドルシュートを決め、初出場からわずか4分で初ゴールを記録しました。しかし、同年12月26日には新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、一時戦線離脱を余儀なくされました。2021-22シーズンには、冨安健洋の加入以降、出場機会が減少。翌年にはベン・ホワイトが右サイドバックにコンバートされたことで構想外となり、2023年2月1日、フラムFCへシーズン終了までのローン移籍。2024年6月3日、契約満了によりアーセナルを退団しました。

代表キャリア

セドリックはポルトガル代表としても長年にわたり活躍しました。2018 FIFAワールドカップなどの主要大会にも出場し、国際Aマッチ34試合に出場、1得点を記録しています（2014年-2021年）。

タイトル

アカデミカ・コインブラ
タッサ・デ・ポルトガル 2011-12

スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル
タッサ・デ・ポルトガル 2014-15

アーセナルFC
FAコミュニティ・シールド 2020
FAカップ 2019-20

ポルトガル代表
* UEFA欧州選手権 2016

セドリック・ソアレスは、その豊富な経験と実力で、これからもサッカー界に貢献していくことが期待されます。

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