セマングム浦項高速
道路(
セマングムポハンこうそくどうろ、20号線)は、
全北特別自治道金堤市から
慶尚北道浦項市までを結ぶ予定の
高速国道です。この
道路は、全羅北道と
慶尚北道を繋ぐ東西の重要な交通路として設計されていますが、開通している区間は完州から長水、そして大邱から浦項の間のみです。
1997年に
高速国道として認定された益山長水高速
道路、金泉浦項高速
道路、それにその支線を統合する形で、
2001年には
高速国道20号益山浦項高速
道路として再編されました。この際、金泉から永川までの区間は取り消され、計画は統営大田高速
道路との重複区間を経て茂朱から大邱まで及ぶものの、未だ事業化には至っていません。
当初は、益山JCTから群山ICに至る延伸計画もありましたが、国道21号線の自動車専用
道路である
セマングム北路が開通したため、この計画は凍結状態に陥りました。その後、
セマングムの干拓事業の進展を受け、
2018年に国土交通部の告示により公式に
セマングム浦項高速
道路と名付けられました。この際に、益山JCTから
完州郡上関面に新設される分岐点までの区間が支線として独立した形になります。
路線概要
- - 起点: 全北特別自治道金堤市進鳳面
- - 完州~長水間の起点: 上関JCT
- - 大邱~浦項間の起点: 八公山料金所
- - 終点: 慶尚北道浦項市北区興海邑(浦項IC)
- - 完成全長: 105.9km
- 完州~長水間: 36.5km
- 大邱~浦項間: 69.4km
- - 管理会社: 韓国道路公社
- - 制限最高速度: 100 km/h
- - 制限最低速度: 50 km/h
- - 車線数:
- 花山JCT~西浦項IC付近: 6車線
- それ以外: 4車線
歴史
highway
1997年
8月27日、益山永水高速
道路及び金泉浦項高速
道路が
高速国道に認定されました。
2001年8月25日に高速国
道路線指定令が改正され、旧
高速国道の区間が合併される形で、
高速国道20号益山浦項高速
道路として指定されました。その後、開通の進捗は以下のように続いています:
最終的に、
セマングム浦項高速
道路は、地域の交通の利便性を高めるために設計されており、将来的に整備が進むことで、さらなる経済効果や交通利便性の向上が期待されています。