セルヒオ・メンドーサ・イ・ラ・オルケスタ

セルヒオ・メンドーサ・イ・ラ・オルケスタは、アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンを拠点に活動する音楽グループです。彼らの音楽は、インディ・マンボ、ワールドミュージックというジャンルに分類されますが、そのサウンドは非常にユニークです。

音楽性

メキシカン・マンボ、サイケデリック・クンビア、ランチェロ、メレンゲ、ルンバ、ジャズ、そしてインディー・ロックといった、一見すると相容れないような多様な音楽要素を巧みに融合させています。この多種多様な音楽的背景が、彼ら独自のサウンドスケープを形成し、ワールドミュージックのジャンルにおいて独自の地位を確立しています。

来歴

バンドは2009年にセルヒオ・メンドーサによって結成されました。当初は、特定のイベントのために一度限りの演奏を目的とした集まりでしたが、メンバーはバンドとしての活動に大きな手応えを感じ、活動の継続を決意しました。バンドの音楽性の根底には、ペレス・プラードのマンボから受けた影響があります。その影響を独自に解釈し、発展させたサウンドを創造しています。後に、バンド名はオルケスタ・メンドーサと改められました。

2014年10月には、ワールドミュージック・エキスポ（WOMEX）に参加し、「WOMEX 14 Official Showcase Selection」の一つとしてステージを飾りました。2015年5月には、パチャンガ・ラティーノ・ミュージック・フェスティバルに出演し、その音楽を披露しました。

ディスコグラフィー

Mambo Mexicano (2012)
La Rienda (2014)
¡Vamos A Guarachar! (2016)

メンバー

ジャック・ステルビス（Jack Sterbis）: ティンバレス
ジョウ・ノベリ（Joe Novelli）: ラップスティールギター
ローレンス・ロペス（Lawrence Lopez）: ドラムス
マルコ・ロサノ（Marco Rosano）: サクソフォーン, クラリネット、アコーディオン、キーボード
サルバドール・ドゥラン（Salvador Duran）: ヴォーカル、カホン、マラカス
ショーン・ロジャーズ（Sean Rogers）: コントラバス
セルヒオ・メンドーサ（Sergio Mendoza）: ヴォーカル、キーボード、ギター

外部リンク

* セルヒオ・メンドーサ・イ・ラ・オルケスタ（英語） on Facebook

彼らの音楽は、伝統的なラテン音楽の要素と現代的なインディーロックの感性を融合させた、他に類を見ないサウンドです。ぜひ一度、彼らの音楽に触れてみてください。

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