ソチ浜田

ソチ浜田：リングを彩ったメキシコの華

ソチ浜田（1970年5月1日 - ）は、メキシコ・タマウリパス州ヌエボラレド出身の元女子プロレスラーです。本名をソーチル・グアダルーペ・ハマダ・ビシャレアルといい、そのリングネームが示す通り、彼女はプロレス界に名を刻んだ浜田ファミリーの一員。父は伝説的なプロレスラー、グラン浜田であり、妹には同じく女子プロレスラーとして活躍した浜田文子がいます。現在の夫は、ルチャリブレの世界で活躍するペンタゴン・ブラックです。

日本でのプロレスキャリア

ソチ浜田は、ブルー・パンテルからトレーニングを受け、16歳という若さでジャパン女子プロレスに留学生として来日しました。1986年9月5日、後楽園ホールでのジャッキー佐藤戦でデビューを果たし、日本のプロレスファンにその名を知られるようになります。1987年には、ミスAとのタッグで復活した太平洋岸タッグ王座を獲得し、その実力を証明しました。

一度帰国後、EMLLマットで活躍し、1990年に再び来日。ユニバーサル・プロレスリングの旗揚げに参加し、日本のプロレス界に貢献しました。1993年3月23日には、アレナ・メヒコでブル中野を破り、第2代CMLL世界女子王座を奪取。メキシコと日本、両方のリングでその才能を発揮しました。

私生活

私生活では、シルバー・キングとの結婚、一児をもうけるも離婚。その後、フランキーと再婚するも、再び離婚という経験をしました。そして現在は、ペンタゴン・ブラックと3度目の結婚をし、公私ともに充実した日々を送っています。

アルシオンでの引退試合

日本では、みちのくプロレスやJd'のマットでも活躍しましたが、2000年には妹・文子が所属するアルシオンに参戦。引退試合の相手を文子が務め、文子が保持していたクイーン・オブ・アルシオンのタイトルを賭けて戦いました。試合は敗北に終わり、ソチ浜田は一度リングを去ることとなりました。

復帰、そして現在

引退後はメキシコに帰国し、家庭に入っていましたが、2005年からは夫であるペンタゴンとのタッグで再びリングに復帰。現在はアメリカ・テキサス州に在住し、不定期で試合に出場しています。2008年には、妹・文子のデビュー10周年記念大会で久々の来日を果たし、日本のファンを沸かせました。

タイトル歴

AAAレイナ・デ・レイナス王座
CMLL世界女子王座
太平洋岸タッグ王座（パートナーはミスA）
NWE世界女子王座

得意技

ダイビングレッグドロップ
パワーボム

ソチ浜田は、その華麗なルックスと高いプロレス技術で、メキシコと日本のプロレスファンを魅了し続けています。リングでの活躍はもちろんのこと、その波乱万丈な人生もまた、多くの人々の関心を集めています。これからも彼女の活躍から目が離せません。

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