タイ・ローソン

タイ・ローソン

タイ・ローソン（Tywon "Ty" Ronell Lawson、1987年11月3日 - ）は、アメリカ合衆国メリーランド州クリントン出身のバスケットボール選手。ポジションはポイントガード。

略歴

高校時代には、USAトゥデイからオールアメリカンに選出されるなど、早くからその才能を発揮しました。マクドナルド・オール・アメリカンゲームやナイキ・フープサミットにも出場し、将来を嘱望される存在でした。

ノースカロライナ大学に進学後、1年次の2006-2007シーズンには38試合に出場。5.6アシスト、10.2ポイントを記録し、アトランティック・コースト・カンファレンス（ACC）での優勝に貢献しました。2007-2008シーズンには、チームはNCAAトーナメントのファイナル4に進出。ローソン自身も、2008年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを検討しましたが、登録期限直前に飲酒運転で摘発され、無免許運転であったことも発覚したため、大学に残留しました。翌2008-2009シーズンには、チームはNCAAトーナメントで念願のチャンピオンに輝き、ローソンもACCの最優秀選手に選ばれました。ポイントガードとしては、1978年のフィル・フォード以来となる快挙でした。さらに、カレッジバスケットボール最高のポイントガードに与えられるボブ・クージー賞も受賞しています。

2009年のNBAドラフトでは、1巡目18位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名されましたが、ドラフト翌年にデンバー・ナゲッツへトレードされ入団。1年目からNBA屈指のガード、チャンシー・ビラップスと共にコンボガードやセカンドガードとして活躍しました。2009年11月13日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、180cmと小柄ながら、前年のチャンピオンチーム相手に豪快なダンクシュートを披露し、観客を沸かせました。

2010-11シーズン途中からは、チャンシー・ビラップスに代わり、エースポイントガードとして活躍。チームキャプテンも務めましたが、チームを勝利に導くことができず、さらにコート外でのトラブルも重なり、2015年7月19日に大型トレードでヒューストン・ロケッツに放出されました。しかし、ロケッツでも戦術に馴染めず、2016年3月1日にバイアウトで解雇。同月3日にインディアナ・ペイサーズとシーズン終了までの契約を結びました。

2016年8月28日、サクラメント・キングスと契約。

プレースタイル

ゲームメイクが中心で、スピードを活かしたドライブやパスが魅力の選手です。

個人成績

NBA

ユーロリーグ

CBA

外部リンク

NBA.com
Basketball-Reference.com

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