ダッシャーゴーゴー

ダッシャーゴーゴー 競走馬データ

2007年3月22日生まれのダッシャーゴーゴーは、日本の競走馬として輝かしい経歴を残しました。馬名の由来は「元気のいい人」と「行く」を組み合わせたもので、その名にふさわしいパワフルな走りで多くのファンを魅了しました。本稿では、ダッシャーゴーゴーの競走生活を、デビューから引退まで詳細にわたって解説します。

競走成績

ダッシャーゴーゴーは2009年7月、小倉競馬場のダート1000mの新馬戦でデビューを飾りました。デビュー戦で見せた鮮やかな勝利は、将来への大きな期待感を持たせるものでした。その後も、小倉2歳ステークスで2着、ききょうステークスで2勝目を挙げ、若駒としての才能を開花させました。しかし、京王杯2歳ステークスでは4着、朝日杯フューチュリティステークスでは12着と、結果を残せないレースもありました。

2010年に入ると、ファルコンステークス4着、マーガレットステークス8着と苦戦が続きましたが、CBC賞で2着と好成績を収めます。そして迎えたセントウルステークスで、重賞初制覇を達成。鞍上の川田将雅騎手は、かつての師匠である安田隆行調教師の管理馬で初の重賞勝利を挙げ、師弟関係の絆の深さを感じさせる感動的な勝利となりました。続くスプリンターズステークスでは2着に入線したものの、斜行による降着で4着に修正されました。

2011年は、オーシャンステークスで重賞2勝目を挙げ、その後もCBC賞で重賞3勝目を飾るなど、安定した活躍を見せました。しかし、高松宮記念では斜行による降着で11着に降着。GI競走で2度目の降着という、競走馬として非常に珍しい記録となりました。

2012年以降は、オーシャンステークス、高松宮記念、CBC賞などに出走し、安定した成績を残しましたが、重賞競走での勝利には至りませんでした。2013年にはシンガポール遠征でクリスフライヤーインターナショナルスプリントに出走するも、落鉄などのアクシデントに見舞われ10着と結果を残せませんでした。このレース後、右前浅屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされました。

2014年に復帰を果たしましたが、以前のような活躍は見られず、2015年のオーシャンステークスを最後に競走馬登録を抹消されました。

引退後

引退後は滋賀県の水口乗馬クラブで乗馬として第二の人生を歩み始めました。数々のレースで活躍したダッシャーゴーゴーは、その華麗な競走生活を終え、今度は人々を乗せて穏やかな日々を送っています。

まとめ

ダッシャーゴーゴーは、数々の重賞競走で勝利を収め、競走馬としての実力を証明しました。その一方で、幾度となくアクシデントや惜敗を経験し、競走馬の厳しさと、競走馬を支える人々の努力の大切さを改めて認識させられる存在でもありました。その華々しい活躍と、そして穏やかな引退後の生活は、多くの競馬ファンに感動と記憶として残り続けるでしょう。 ダッシャーゴーゴーの競走成績は、netkeiba.com、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Postなどで確認できます。

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