ダニエル・デスカルソ

ダニエル・ウィリアム・デスカルソ

概要

ダニエル・ウィリアム・デスカルソ（1986年10月19日生まれ）は、アメリカ・カリフォルニア州サンマテオ郡レッドウッドシティ出身の元プロ野球選手です。主に内野手として知られ、右投左打の選手です。彼は現在、メジャーリーグベースボール（MLB）のセントルイス・カージナルスでベンチコーチとして指導を行っています。愛称は「スカルズ」です。また、メディアによっては「デスコールソ」と表記されることもあります。

経歴

プロ入りとカージナルス時代

デスカルソは2007年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスに3巡目で指名され、その年にプロとしてのキャリアをスタートさせました。彼のメジャーデビューは2010年9月18日で、対サンディエゴ・パドレス戦にて初出場を果たしました。2011年には、主に内野のユーティリティープレイヤーとして148試合に出場し、チームに重要な存在となりました。2012年も内野手として活躍し、二塁手として66試合、遊撃手として20試合、三塁手として8試合に出場しました。

2014年1月には、カージナルスと129万ドルの1年契約を結びました。同年5月12日にはシカゴ・カブス戦で自らも投手として登板し、1人の打者を打ち取るという珍しい経験もしましたが、シーズン後にノンテンダーFAとなりました。

ロッキーズ時代

デスカルソは2014年12月にコロラド・ロッキーズと2年契約を結び、契約総額は360万ドルとなりました。2015年および2016年には内野のユーティリティプレイヤーとしてそれぞれ101試合、99試合に出場し、その versatilityを発揮しましたが、2016年オフには自由契約となりました。

ダイヤモンドバックス時代

2017年2月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと1年150万ドルの契約を結び、2018年にはWBCのイタリア代表に選出されました。2018年オフにFAとなります。

カブス時代

2018年12月18日、シカゴ・カブスと2年契約を結びました。この契約には2021年のオプションが付いていましたが、2020年オフにはFAとなりました。

ツインズ傘下時代

2021年5月、デスカルソはミネソタ・ツインズとマイナー契約を締結しました。自身はAAA級セントポール・セインツでプレーしましたが、24試合で打率は0.093に終わり、6月には契約を解消しFAとなりました。この年は彼にとって現役最後のシーズンとなりました。

引退後の活動

現役引退後、デスカルソは2014年からダイヤモンドバックスの野球運営部長補佐を歴任しました。その後、2024年からカージナルスのベンチコーチとして球団に貢献しています。

選手の通算成績

選手としての成績は多岐にわたる発揮をした彼にとって、内野守備や打撃についてもその才能を表しています。彼の背番号は多くの経歴にわたり変更されており、カージナルス時代の背番号63から始まり、ロッキーズ時代に背番号3を着用し、最後のシーズンでは34を背負いました。

代表歴

デスカルソは2017年にWBCのイタリア代表に選出され、国際舞台でもその技能を証明しました。彼の野球への情熱と努力は、選手としてだけでなく、今後は指導者としても多くの人々に影響を与えることでしょう。

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