ダバンテ・ガードナー

ダバンテ・ガードナー：日本リーグを代表するパワーフォワード

ダバンテ・ガードナー（1991年9月2日生まれ）は、アメリカ合衆国バージニア州サフォーク出身のプロバスケットボール選手です。現在は、日本のB.LEAGUEシーホース三河に所属し、パワーフォワードとして活躍しています。

スポーツ一家で育まれた才能

ガードナー選手は、バスケットボール一家に生まれ育ちました。父親はフリースローの名手、母親はポイントガードとしてプレーしていたという経歴を持ちます。「父と母のプレースタイルのハイブリッド」と語るように、彼は幼少期からバスケットボールに囲まれた環境で育ちました。高校時代まではポイントガードとしてプレーしていましたが、マーケット大学入学後、恵まれた体格と才能を買われ、ヘッドコーチによってポストプレーヤーとして起用されました。その結果、現在ではガードからセンターまで幅広いポジションでプレーできるオールラウンドな選手へと成長を遂げています。

マーケット大学での経験とNBA挑戦

マーケット大学時代には、後にNBAで活躍するジミー・バトラー、ジェイ・クラウダー、ヴァンダー・ブルー、ジャミル・ウィルソンらとチームメイトとしてプレーしました。彼らとの切磋琢磨は、ガードナー選手の成長に大きく貢献したと言えるでしょう。大学卒業後にはシカゴ・ブルズのサマーリーグチームに参加しましたが、NBA契約には至りませんでした。

日本での活躍：得点王とチームの中心選手として

2015年、ガードナー選手は日本のNBL西宮ストークスと契約。1シーズンで得点王に輝き、その実力を日本に示しました。その後、B.LEAGUEが開幕した2016年には新潟アルビレックスBBに移籍し、3シーズンに渡り活躍。2018年と2019年には2年連続で得点王を獲得するなど、リーグを代表するスコアラーとしての地位を確立しました。

2019年からはシーホース三河でプレー。チームの中心選手として活躍を続け、2020-21シーズンには54試合に出場し、平均30.5分のプレータイムで19.9得点、7.6リバウンドを記録しました。平均得点は前シーズンから減少しましたが、ディフェンスを引きつけることでチームメートへのアシスト機会が増え、キャリアハイとなる5.0アシストを記録するなど、オールラウンドな活躍を見せています。高いフリースロー成功率と、フィジカルなプレーを武器に、ポストアップからの得点やアンドワンも得意としています。

シーホース三河での継続と未来

2021年にはシーホース三河との契約を継続。チームの中心選手として、さらなる活躍が期待されています。卓越した得点力に加え、アシストやリバウンド、ディフェンスなど、様々な面でチームに貢献するガードナー選手のプレーは、日本のバスケットボールファンを魅了し続けています。今後、彼が日本のバスケットボール界でどのような活躍を続けるのか、目が離せません。

個人成績

(詳細な個人成績データは省略)

脚注

(脚注は省略)

関連項目

アメリカ合衆国のバスケットボール選手一覧
バージニア州出身の人物一覧

もう一度検索