ジェイ・クラウダー

コーリー・ジェイ・クラウダー

コーリー・ジェイ・クラウダー（Corey Jae Crowder、1990年7月6日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州出身のプロバスケットボール選手。NBAのサクラメント・キングスに所属し、主にパワーフォワードまたはスモールフォワードとして活躍しています。

プロ入りまで

ジョージア州の高校を卒業後、複数の大学を経てマーケット大学へ転校。2年生時に平均17.5得点を記録し、アーリーエントリーを表明しました。

NBAキャリア

ダラス・マーベリックス

2012年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから34位指名を受け、その後交渉権がダラス・マーベリックスへ。マーベリックスでは、主に相手のエースを止めるストッパー役として出場機会を得ました。

ボストン・セルティックス

2014年12月、レイジョン・ロンドが絡む大型トレードでボストン・セルティックスへ移籍。出場時間が増加し、チームのプレーオフ出場に貢献します。しかし、クリーブランド・キャバリアーズとのプレーオフ1回戦で、J・R・スミスの肘打ちを受け左膝前十字靭帯を損傷する重傷を負いました。2015年7月には、セルティックスと5年3500万ドルの契約延長に合意しています。

クリーブランド・キャバリアーズ

2017年8月、カイリー・アービングを中心とした大型トレードでクリーブランド・キャバリアーズへ移籍。先発として出場を重ねましたが、レブロン・ジェームズの存在もあり、目立った活躍はできませんでした。

ユタ・ジャズ

2018年2月、三角トレードでユタ・ジャズへ移籍。シックスマンとして平均11.8得点、3.8リバウンドを記録しました。プレーオフではリッキー・ルビオの負傷もあり、2試合に先発出場。平均10.0得点、5.1リバウンドと貢献しました。
2019年1月1日のトロント・ラプターズ戦では、自身初の1試合30得点を達成しています。

メンフィス・グリズリーズ

2019年7月、マイク・コンリーとのトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍。同年10月27日のブルックリン・ネッツ戦では、逆転ブザービーターを決め、チームを勝利に導きました。

マイアミ・ヒート

2020年2月、3チーム間のトレードでマイアミ・ヒートへ移籍。プレーオフでは全試合に先発出場し、チームのNBAファイナル進出に大きく貢献しました。

フェニックス・サンズ

2020年11月、フェニックス・サンズと3年3000万ドルで契約。2年連続でNBAファイナルに進出するも、ミルウォーキー・バックスに敗れました。2022-23シーズンは開幕前にトレードを要求し、出場機会を得られませんでした。

ミルウォーキー・バックス

2023年2月、ケビン・デュラント、T・J・ウォーレンとのトレードでブルックリン・ネッツへ放出後、3チーム間のトレードでミルウォーキー・バックスへ移籍しました。

プレースタイル

粘り強いディフェンスが持ち味で、チームディフェンスの要となることが多い選手です。セルティックス加入後はシューティング能力が開花し、3ポイントシュートの精度が向上。3&Dプレーヤーとしての地位を確立しました。

人物

父のコーリー・クラウダーもバスケットボール選手で、ヨーロッパで活躍後、短期間ユタ・ジャズとサンアントニオ・スパーズに所属していました。

外部リンク

ジェイ・クラウダーの通算成績と情報 NBA
ジェイ・クラウダー (@CJC9BOSS) - X（旧Twitter）
* ジェイ・クラウダー (@bossmann99) - Instagram

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