ダレン・コリソン

ダレン・コリソン：信仰と家族を優先した異色のNBAキャリア

ダレン・マイケル・コリソン（Darren Michael Collison, 1987年8月23日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ランチョクカモンガ出身の元プロバスケットボール選手。ポイントガードを主なポジションとして、NBAで活躍しました。

UCLAでの輝かしいキャリア

大学は名門UCLAに進学。ケビン・ラブ、ラッセル・ウェストブルック、ルック・バ・ア・ムーティ、ドリュー・ホリデーといった、後にNBAで活躍する選手たちと共にプレーしました。UCLAでは、オールアメリカンサードチームに2度選出されるなど、その実力を高く評価されました。

NBAでの活躍

2009年のNBAドラフトで、ニューオーリンズ・ホーネッツから21位指名を受け、NBA入りを果たします。ホーネッツでは、クリス・ポールの控えという立場でしたが、ポールの怪我により出場機会を得ると、ルーキーシーズンから平均12.4点、5.7アシストを記録し、その能力を証明しました。

その後、インディアナ・ペイサーズ、ダラス・マーベリックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、サクラメント・キングスと渡り歩き、2017年にはペイサーズに復帰。各チームで着実に実績を積み重ねました。

突然の引退、そして復帰

2019年6月、コリソンは家族と自身の信仰（エホバの証人）を優先するため、NBAからの引退を発表。しかし、2021年12月には、新型コロナウイルスの影響で欠場者が続出していたロサンゼルス・レイカーズと10日間契約を結び、現役復帰を果たしました。

受賞歴

NBAオールルーキー・ファーストチーム (2010)
3ポイントシュート成功率1位 (2018)
オールアメリカンサードチーム - NABC (2009)
オールアメリカンサードチーム - AP (2008)
フランシス・ポメロイ・ネイスミス賞 (2009)
2× オールPac-10ファーストチーム (2007, 2009)
オールPac-10セカンドチーム (2008)
パレード誌オールアメリカン・フォースチーム (2005)

ダレン・コリソンは、そのプレースタイルだけでなく、信仰と家族を大切にする姿勢でも多くのファンを魅了しました。一度は引退を決意しながらも、再びコートに戻ってきた彼の姿は、多くの人々に感動を与えました。

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