テイラー・クラーク

テイラー・ジェームズ・クラーク：MLBで活躍する右腕投手

テイラー・ジェームズ・クラーク（Taylor James Clarke, 1993年5月13日 - ）は、アメリカ合衆国バージニア州出身のプロ野球選手。投手として、MLBのミルウォーキー・ブルワーズに所属しています。右投右打。

プロ入り前

高校卒業後、タウソン大学に進学するも、2013年1月に右肘を痛めトミー・ジョン手術を受けました。その後、チャールストン大学へ転校しています。

プロ入り後

2015年のMLBドラフト3巡目（全体76位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。A-級でのデビュー後、着実にステップアップ。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代 (2015-2021)

2015年はA-級ヒルズボロ・ホップスでプロデビュー。13試合に登板し、防御率0.00と素晴らしい成績を残しました。

2016年はA級、A+級、AA級と順調に昇格。2球団合計で27試合に先発し、12勝を挙げる活躍を見せました。

2017年もAA級とAAA級で27試合に先発し、12勝を記録。着実に実力をつけていきました。

2018年はAAA級リノで27試合に先発。13勝を挙げ、防御率4.03、125奪三振を記録しました。オフにはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため40人枠入りを果たしました。

2019年4月20日にメジャー初昇格。同日のカブス戦でデビューし、3イニングを無失点に抑え初セーブを記録しました。この年は23試合に登板し、5勝5敗1セーブの成績でした。

2020年は12試合に登板し、3勝0敗、防御率4.36を記録。

2021年は43試合に登板しましたが、1勝3敗、防御率4.98と苦戦し、オフにノンテンダーFAとなりました。

カンザスシティ・ロイヤルズ時代 (2022-2023)

2021年12月1日にカンザスシティ・ロイヤルズとメジャー契約を結びました。

2022年は47試合に登板し、3勝1敗3セーブ、防御率4.04を記録しました。

2023年は58試合に登板し、3勝6敗3セーブ、防御率5.95という成績でした。

ミルウォーキー・ブルワーズ時代 (2023-)

2023年12月14日にトレードでミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。新天地での活躍が期待されます。

投球スタイル

スライダーを武器とする投手で、その空振り率/スウィング率は40%を超えるなど、高い被打率を誇ります。一方で、一発を浴びやすいという課題も抱えています。

年度別投手成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

背番号

45（2019年 - 2023年）

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 C
* トミー・ジョン手術を受けた野球選手一覧

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