ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの一部である
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(DCA)には、多種多様なアトラクションが存在します。この項目では、パーク内で体験できるアトラクションについて、その内容や特徴をエリアごとに詳しくご紹介します。
アトラクションの開設日は、パーク運営側が公式に発表した「グランドオープン」の日付を基準としています。ただし、正式なオープンに先立ち、最終的な調整やキャストの慣熟訓練のため、事前の告知なく運営される場合があることをご了承ください。また、ディズニーパークで一般的に使用される用語に倣い、パークの従業員を「キャスト」、入場客を「ゲスト」、アトラクションの乗り物部分を「ライド」と表記します。
ブエナビスタ・ストリート
映画『
モンスターズ・インク』の世界を舞台にした、ライドに乗って物語を進むダークライド型アトラクションです。マジック・キングダムや
東京ディズニーランドにある同名の施設とは異なり、映画本編のストーリーラインを追体験できる点が特徴です。元々は、パークのオープン当初からあった「スーパースター・リモ」というアトラクションの外観と内装を変更して誕生しました。ゲストは
モンスターズ・インクの舞台、モンスターシティに迷い込んでしまった人間の女の子、ブーを、主人公のマイクとサリーが人間の世界に戻そうと奮闘する様子を追いかけます。
ディズニー映画『
アナと雪の女王』の世界観を、本格的なミュージカル形式で楽しめるシアタータイプのアトラクションです。迫力ある歌と演技で物語が繰り広げられます。
ディズニー・ジュニアの人気キャラクターたちが次々と登場し、歌やダンスを繰り広げる、参加型のショータイプのアトラクションです。小さなお子様も一緒に楽しめる内容となっています。
ディズニー作品の魅力を様々な形で体験できる施設です。
この施設では、ディズニーの人気キャラクターたちの描き方を学ぶことができる体験型アトラクションです。
アニメーションの吹き替えや制作プロセスについて、インタラクティブな方法で学ぶことができる施設です。
ピクサー・ピア
かつて「パラダイス・ピア」と呼ばれていましたが、2018年6月に大規模なリニューアルを経て、ピクサー作品をテーマにしたエリアへと生まれ変わりました。
このアトラクションは、大きな観覧車型のライドです。乗車する際に2つのコースから選択できます。一つは、観覧車の外周をゆっくりと回転する赤いゴンドラで、景色を穏やかに楽しむコース。もう一つは、観覧車の内側を回転しながら、角度によってゴンドラがスライドして落ちるようなスリリングな体験ができるオレンジまたは紫のゴンドラに乗るコースです。この観覧車はパークのオープン当初から存在しており、当初は中心に太陽の顔が描かれた「サンウィール」という名称でした。2009年5月4日に「ミッキーのファンウィール」としてリニューアルされ、中心のデザインがクラシックなミッキーの顔に変更されました。
- - インサイド・アウト・エモーショナル・ワールウィンド
ピクサー映画『
インサイド・ヘッド』をテーマにした、感情の世界を体験できるライドです。
パラダイス・ガーデンズ・パーク
2018年6月にエリア名が変更されるまでは、ピクサー・ピア(当時はパラダイス・ピア)の一部でした。
「ミッキーの大演奏会」をテーマにした回転ブランコ型アトラクションです。パーク開園時にあった「オレンジ・スティンガー」をリニューアルしたものです。1人乗りと2人乗りのライドがあります。
小型の
ローラーコースターですが、かなり激しい動きを楽しむことができます。「グーフィーのグライダー教室」をテーマにしており、パークオープン当初の「マルホーランド・マッドネス」というアトラクションをリニューアルしたものです。
ロケットをイメージしたデザインの回転ブランコです。ライドの上下動は機械で設定されており、ゲストが自分で操作することはできません。
- - リトル・マーメイド:アリエルのアンダーシー・アドベンチャー
サンフランソウキョウ・スクエア
実際のパン工場を見学することができる、ウォークスルータイプのアトラクションです。
森の中を探検しながら、アスレチックを楽しむことができるエリアです。映画『
ブラザー・ベア』や『
カールじいさんの空飛ぶ家』がテーマとなっており、作中に登場するキャラクターたちのモチーフが随所に見られます。
- - ラジエーター・スプリングス・レーサー
- - メーターのジャンクヤード・ジャンボリー
メーターが主催する賑やかなジャンボリーに参加し、トラクターが牽引する荷台に乗って揺れるアトラクションです。
東京ディズニーランドにある「
ベイマックスのハッピーライド」と似た動きをします。
過去に存在したアトラクション
3本の高い鉄塔に設置された座席が、地上約54メートルまで急上昇・急降下するフリーフォール型のアトラクションでした。名称は
カリフォルニア州の地名「マリブ」に由来します。パラダイス・ピアにありましたが、2010年9月7日にその運営を終了しました。
地面から噴き出す空気の力でタイヤ型のライドが少し浮き上がり、ゲストが体重移動で操作することができるユニークなアトラクションでした。しかし、新しいアトラクションへの変更に伴い、2015年2月17日にクローズしました。
- - マペット・ビジョン3D
- - ディズニー・アラジン:ミュージカル・スペクタキュラー
映画『アラジン』の世界を本格的なミュージカルとして上演していたアトラクションです。新たなショーの導入のため、2016年1月11日に終了しました。
かつて『
バグズ・ライフ』をテーマにした独立したエリア「バグズランド」が存在しましたが、
マーベル・シネマティック・ユニバースをテーマとした新エリア建設のため、2018年末をもって閉鎖されました。このエリアには、以下の様々なアトラクションがありました。
- - イッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ
- - バウンティフル・バレー・ファーム
- - フリックス・フライヤーズ
- - フランシスのレディーバグ・ブギ
- - ハイムリックのチューチュー・トレイン
- - プリンセス・ドット・バドル・パーク
- - タック&ロールのドライブ・エム・バギーズ