ディーン・ウェイド

ディーン・ジャクソン・ウェイド（Dean Jackson Wade, 1996年11月20日 - ）は、アメリカ合衆国カンザス州ウィチタ出身のプロバスケットボール選手。
現在はNBAのクリーブランド・キャバリアーズに所属し、パワーフォワードまたはセンターとしてプレーしています。

学生時代

セント・ジョン高校時代には、パレード誌選出のオールアメリカン・ファーストチームや、カンザス州の最優秀選手に選ばれるなど、全米レベルで注目を集めました。

高校卒業後は、地元のカンザス州立大学に進学。3年生と4年生の時には、Big 12のファーストチームに選出されるなど、中心選手として活躍しました。
2019年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明しました。

プロ入り後

ドラフトでは指名を受けませんでしたが、ドラフト外FAとしてクリーブランド・キャバリアーズとツーウェイ契約を締結し、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。

2019年11月18日のニューヨーク・ニックス戦でNBAデビュー。8分間の出場で無得点ながら1スティールを記録しました。
ルーキーシーズンは12試合に出場し、平均6分の出場で1.7得点、1.6リバウンドという成績でした。

2020年7月2日、キャバリアーズと複数年契約を結びました。

2021年2月23日のアトランタ・ホークス戦で、キャリア初のスタメン出場を果たし、20分間の出場で5得点、2リバウンド、2アシストを記録しました。

2021年5月10日のインディアナ・ペイサーズ戦では、キャリアハイとなる12リバウンドを含む19得点を記録し、自身初のダブル・ダブルを達成。しかし、チームは102-111で敗れました。

2021年11月18日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、キャリアハイとなる5アシストを含む17得点、9リバウンドを記録しましたが、チームは89-104で敗れています。

2021年12月15日のヒューストン・ロケッツ戦では、自身2度目のダブル・ダブルとなる16得点、10リバウンドを記録し、チームは124-89で勝利しました。

2022年3月12日のシカゴ・ブルズ戦で右膝の半月板を断裂する怪我を負い、同月28日に手術を受け、残りのシーズンを全休することになりました。

2022年6月22日、キャバリアーズはウェイドの4年目のチームオプションを行使したことを発表。
同年9月26日には、キャバリアーズとの複数年契約延長に合意しました。

2024年5月5日のボストン・セルティックス戦では、キャリアハイを更新する23得点を記録し、チームの4クォーターでの22点差をひっくり返す大逆転勝利に大きく貢献しました。

ウェイドは、献身的なプレースタイルと、着実に成長を続ける能力で、キャバリアーズにとって欠かせない戦力となっています。

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