デイズシリーズ

デイズシリーズとは

『デイズシリーズ』は、オーバーフローが開発した18禁恋愛アドベンチャーゲームのシリーズです。このシリーズは、榊野学園とその周辺を舞台に、複雑に絡み合う人間関係や、恋愛、性的な関係を、膨大なアニメーションと時間制限のある選択肢を組み合わせたゲームシステムで表現しています。オーバーフローはこのシステムを「ORS」（Overflow Realtime Scriptsystem）と呼んでいます。

2013年現在、『School Days』、『Summer Days』、『Cross Days』の3作がリリースされています。これらの作品は、オーバーフローの代表であるメイザーズぬまきち氏が企画・脚本を担当し、キャラクターデザインはアニメーターとして知られるごとうじゅんじ氏が手掛けています。さらに、『Summer Days』のリメイク版として『SHINY DAYS』も登場しています。

作品一覧

School Days（スクールデイズ）
2005年4月28日発売。シリーズ第1作。主人公は伊藤誠、ヒロインは西園寺世界と桂言葉です。高い人気を誇り、家庭用ゲーム機への移植やアニメ化など、メディアミックス展開もされています。
Summer Days（サマーデイズ）
2006年6月23日発売。『School Days』のスピンオフ作品で、シリーズ第2作。主人公は引き続き伊藤誠ですが、ヒロインは『School Days』でサブヒロインだった清浦刹那です。
Cross Days（クロスデイズ）
2010年3月19日発売。『School Days』の外伝作品で、シリーズ第3作。新主人公の足利勇気と新ヒロインの喜連川路夏が、『School Days』の物語に介入します。
SHINY DAYS（シャイニーデイズ）
2012年4月27日発売。『Summer Days』のリメイク版で、『Cross Days』のキャラクターや新ヒロインの足利いのりが追加されています。イベントやエンディングも追加されています。一部キャストは声優の引退や都合により変更されています。このソフトの発売に伴い、『Summer Days』は販売終了となりました。
IslandDays（アイランデイズ）
2014年7月3日発売。シリーズで唯一PCゲームではなく、ニンテンドー3DS向けに発売されたコンシューマ作品です。クロンが販売を担当しています。
野球拳 Strip Battle Days（やきゅうけん ストリップバトルデイズ）
2014年10月31日発売。『SHINY DAYS』に収録されていた野球拳ゲームを製品化したものです。主人公は伊藤誠ではありません。
Strip Battle Days 2（ストリップバトルデイズ ツー）
2016年4月28日発売。『野球拳 Strip Battle Days』の続編で、主人公は伊藤誠です。

登場人物

オーバーフロー作品の特徴として、登場人物の一部には、沢越止の家系に属するという裏設定が存在します。

登場舞台

時系列上、『デイズシリーズ』は『PureMail -ピュアメール-』の7年後、『MISS EACH OTHER』の半年後の時期が舞台となっています。

主要な施設

榊野学園（さかきのがくえん）
『School Days』、『Cross Days』の主要な舞台となる私立学園。最寄りの駅は湾岸新線・学園前駅。ブレザータイプの制服が特徴で、特に女子のベストは大きなリボンが特徴的です。生徒たちは電車通学をしています。
アニメ版では「榊野学園高等学校」と表記されています。
教室：前方へ下り傾斜が付いた階段状の作りが特徴の普通教室。一方、特別教室は生徒たちの密会場所として使われることがあります。
図書室：『Cross Days』で言葉がよく利用する場所。また、登場人物たちが性行為を行う場所としても描かれます。
校舎屋上：天文部員の世界だけが出入りできる場所で、誠と世界が性行為を行う場所として描かれることがあります。
体育館：体育の授業や部活動で使用される場所です。
体育倉庫：特別教室と同様に生徒たちの密会に用いられます。
榊野ヒルズ（さかきのヒルズ）
榊野町にある複合商業施設。最寄りの駅は湾岸新線・東模手原駅、榊野町駅、模手原下駅。温水プールやレストラン、高級ホテルなどがあり、デートスポットとして登場します。
ラディッシュ榊野町店（ラディッシュさかきのちょうてん）
ファミレスで、登場人物たちがアルバイトをしている場所。オーバーフローの別作品にも登場する店舗です。
ピュアバーガー
登場人物たちが立ち寄るハンバーガー店。『PureMail -ピュアメール-』にも登場します。
海水浴場（かいすいよくじょう）
湾岸線沿いの海岸線に存在する砂浜。『School Days』や『Summer Days』に登場します。
原増駅（はらますえき）
湾岸線と湾岸新線を結ぶ乗り換え駅。
原巳中（はらみちゅう）
作中に登場する中学校。
温泉宿（おんせんやど）
『School Days』のOVA版に登場する、純和風の旅館。
葵学園（あおいがくえん）
私立の名門校。
綿女（わたじょ）
学力レベルが低い女子校。
県立大原（けんりつおおはら）
学力トップクラスの名門校。

主要な家屋

伊藤家（いとうけ）
誠が母親と暮らす高層マンションの一室。広々とした間取りが特徴で、誠とヒロインたちが性行為を行う場所として頻繁に登場します。
西園寺家（さいおんじけ）
世界が母親と暮らすアパートの一室。伊藤家よりも狭いものの、世界の自室は広いスペースがあります。
清浦家（きようらけ）
刹那が母親と暮らすマンションの一室。西園寺家よりも広く、高級な設定です。
桂家（かつらけ）
言葉が家族と暮らす一軒家。作中に登場する家屋の中では最も豪華で、広大な間取りが特徴です。
黒田家（くろだけ）
光が家族と暮らす家。洋菓子屋を営んでいる。
足利家（あしかがけ）
勇気が家族と暮らすマンションの一室。

イベント

学園祭（がくえんさい）
榊野学園の学校行事で、前夜祭、当日祭、後夜祭の3部構成です。一般客も入場できますが、裏ではさまざまな「裏行事」が行われます。
休憩室（きゅうけいしつ）：特別教室を隔離して作られた、性行為をするための場所。簡易的なラブホテルのような場所です。
上映会（じょうえいかい）：休憩室で盗撮した映像を上映する、悪質な裏行事。
フォークダンス：後夜祭で行われるダンスで、男女が恋人関係になるという意味合いを持ちます。

脚注

[注釈]

[出典]

外部リンク

オーバーフロー ※18歳未満閲覧禁止

もう一度検索