デビッド・オタンガ

デビッド・オタンガ：異色の経歴を持つプロレスラー

デビッド・ダニエル・オタンガ（David Daniel Otunga、1980年4月7日 - ）は、アメリカ合衆国出身のプロレスラーであり、現在はWWEのRAWで活動しています。

ハーバード卒からプロレスラーへ

オタンガは、ハーバード・ロー・スクールを卒業という異色の経歴を持ちます。2007年にはVH1のリアリティ番組 "I Love New York" に出演。2008年にWWEとディペロップメント契約を結び、FCWにて嫌味な弁護士ギミックであるドーソン・アレクサンダー（Dawson Alexander, Esq.）としてデビューしました。

WWEでの活躍

2010年、ECWが放送終了後、新番組NXTのシーズン1にルーキーとして参加。リングネームを本名のデビッド・オタンガに変更し、Rトゥルースをプロに迎え準優勝を果たします。その後、シーズン1のルーキーで結成されたネクサスの一員として活動し、PPVブラッギング・ライツではジョン・シナとタッグを組んでWWEタッグ王座を獲得しました。

しかし、翌週のRAWでリーダーのウェイド・バレットから、同じネクサスのメンバーであるジャスティン・ガブリエル & ヒース・スレイターにタッグ王座を譲るよう指示され、王座を献上。その後、ネクサスに対して不満を持ち始め、リーダーの許可なくスマックダウンに登場するも、メイン戦で敗北。追放の危機に瀕しますが、エッジとのランバージャック戦で勝利し、追放を免れました。

2011年、ランディ・オートンにパントキックを決められ長期欠場しますが、復帰後、マイケル・マクギリカティとともにケイン & ビッグ・ショー組を破りWWEタッグ王座を獲得。ネクサス消滅後もマクギリカティとのタッグを継続しますが、王座から陥落し、タッグを解消しました。

マクギリカティとのタッグ解消後、RAWの臨時GMとなったジョン・ロウリネイティスの片腕として活動。ロウリネイティスの失脚後は目立った出番がありませんでしたが、アルベルト・デル・リオの顧客として行動を共にします。その後、ビッグ・ショーの弁護士として活動する様子が放送されました。2017年からは、WWEのPPVにおけるアナリストを務めています。

私生活

2008年9月、映画『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンと婚約。翌年8月には第一子（長男）が誕生しますが、2017年11月に破局。子供の親権を巡って泥沼の争いに発展しました。

得意技

バーディクト
グラウンド・ヘッドロック
フロントネックロック
スクープスラム
フラップジャック

タイトル

WWEタッグ王座：2回（ジョン・シナ、マイケル・マクギリカティと獲得）

入場曲

We Are One (12 Stones)
Death Blow
All About The Power

映画出演

ザ・コール 緊急通報指令室|ザ・コール_緊急通報指令室 (2013)

デビッド・オタンガは、その知性と体格を活かし、プロレスラーとしてだけでなく、エンターテイナーとしても多才な才能を発揮しています。

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