トミー・ハンター

トミー・ハンター（Tommy Hunter）

レイモンド・トーマス・ハンター（Raymond Thomas Hunter, 1986年7月3日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。現在はフリーエージェント。
愛称は「ツー・タオル（Two Towels）」。

経歴

プロ入り前

野球と並行して5歳から柔道も習い、11歳と12歳の時に全米王者となっている。

プロ入り後

2007年のMLBドラフト1巡目追補（全体54位）でテキサス・レンジャーズから指名されプロ入り。
2008年8月1日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビューを果たした。
2009年7月3日のタンパベイ・レイズ戦でメジャー初勝利を挙げ、この年は9勝を記録。
2010年は脇腹を痛めて出遅れたものの、8連勝を含む13勝を挙げ、レンジャーズの地区優勝に大きく貢献。しかし、プレーオフでは不本意な結果に終わった。

2011年も先発ローテーション入りを予定していたが、足の付け根を痛めて前半戦を棒に振る。復帰後は、アレクシー・オガンドやデレク・ホランドらの台頭もあり、ブルペンに配置転換された。

オリオールズ時代

2011年7月30日に上原浩治とのトレードで、クリス・デービスと共にボルチモア・オリオールズへ移籍。再び先発を任されるも、防御率は悪化。一方で、与四球率は自己ベストを記録した。

2014年は開幕から抑えとして起用されたが、救援失敗が相次ぎセットアッパーに。同年は60試合に登板し、3勝2敗11セーブ、防御率2.97、45奪三振を記録。オフには日米野球2014のMLB選抜に選出された。

2015年は、オリオールズと465万ドルの1年契約を結んだ。

カブス時代

2015年7月31日にジュニオール・レイクとのトレードでシカゴ・カブスへ移籍。オフにFAとなった。

インディアンス時代

2016年2月12日にクリーブランド・インディアンスと1年200万ドルで契約。インディアンスでは21試合にリリーフ登板し、2勝2敗、防御率3.74という成績を残した。

オリオールズ復帰

2016年8月28日にオリオールズと契約。復帰後は12試合にリリーフ登板し、防御率2.19と好調だった。シーズン全体では33試合に登板し、2勝2敗、防御率3.18という成績で、オフにFAとなった。

レイズ時代

2017年3月1日にレイズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに参加。61試合に登板し、3勝5敗1セーブ、防御率2.61とリリーフとして活躍。オフにFAとなった。

フィリーズ時代

2017年12月15日にフィラデルフィア・フィリーズに2年契約で移籍。2020年にはフィリーズと単年契約で再契約を結んだ。

メッツ時代

2021年2月14日にニューヨーク・メッツとマイナー契約。シーズン中にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りを果たした。

レイズ復帰

2021年7月23日にリッチ・ヒルとのトレードで古巣のレイズへ移籍したが、レイズでは試合に出場することはなかった。

メッツ復帰

2022年4月28日にメッツとマイナー契約。6月16日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。2023年は開幕から14試合に登板したが、防御率6.85と振るわず、自由契約となった。

選手としての特徴

カットボール、シンカー、カーブ、フォーシームなど多彩な球種を操る。

詳細情報

年度別投手成績 (2023年度シーズン終了時)
年度別守備成績 (2023年度シーズン終了時)

背番号

35（2008年 - 2011年途中）
39（2011年途中 - 同年終了）
29（2012年 - 2015年途中、2016年途中 - 同年終了、2021年、2023年）
21（2015年途中 - 同年終了）
48（2016年 - 同年途中）
41（2016年途中 - 同年途中）
49（2017年）
40（2018年 - 同年7月30日）
96（2018年7月31日 - 2020年）
34（2022年）

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