トレイ・ホッジス

トレイ・アラン・ホッジス（Trey Alan Hodges、1978年6月29日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の元プロ野球選手。投手として活躍し、右投右打であった。ルイジアナ州立大学を経て、MLB、NPBでプレーした。

生い立ちとプロ入り
ルイジアナ州立大学に進学後、2000年のカレッジ・ワールドシリーズで優勝し、最優秀選手賞を獲得。同年、MLBドラフト17巡目でアトランタ・ブレーブスに入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせた。

MLBでの実績
ブレーブス傘下の3Aリッチモンドで好成績を収め、2002年9月10日にメジャー初昇格を果たした。MLBでは通算2年間で56試合に登板し、5勝3敗1セーブ、防御率4.77という成績を残した。

阪神タイガースでの挑戦
2004年、シーズン途中に阪神タイガースと契約。191cmの長身から投げ下ろすスライダー、カットボール、シンカー、チェンジアップ、カーブなど、多彩な変化球を駆使する投球が期待された。7月17日の中日ドラゴンズ戦で初登板・初先発を果たし、7回無失点と好投し、初勝利を挙げた。しかし、ムービング系のストレートが、日本のボールとの相性の問題から思うように動かず、期待されたほどの成績は残せなかった。結局、1年で阪神を退団することとなった。

アメリカ球界への復帰
2004年はアトランタ・ブレーブス傘下の3Aリッチモンドで、2005年にはミネソタ・ツインズ傘下の3Aでプレー。同年中にリッチモンドに復帰し、2007年まで同チームでプレーした。2008年にはテキサス・レンジャーズ傘下の3A、2009年には独立リーグのランカスター・バーンストーマーズでプレーし、現役を引退した。

詳細情報
初登板・初先発・初勝利：2004年7月17日、対中日ドラゴンズ16回戦（阪神甲子園球場）、7回無失点
初奪三振：同上、2回表に平井正史から
* 背番号：45（2002年 - 2003年）、50（2004年）

家族
兄は、かつてヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーしたケビン・ホッジスである。

もう一度検索