ドラゴン・キッド

ドラゴン・キッドのプロフィール

ドラゴン・キッド（1976年2月2日生まれ）は、日本の覆面レスラーで、現在はDRAGON GATEに所属しています。愛知県東海市出身で、血液型はA型です。彼の正体は元FMWのレフェリーである中村伸能ですが、本名は公開されていません。

経歴

彼は1994年4月10日に、中村伸能としてアマチュアデビューしましたが、すぐにJWA東海プロレスから退団し、その後FMWに入団しレフェリーとしてのキャリアを歩みました。しかし、プロレスラーとしての夢を諦めきれず、新崎人生の紹介を受けてメキシコへ渡ります。ウルティモ・ドラゴンから後継者として認められ、マスクを授かりました。1997年11月14日、ドラゴン・キッドとしてCMLLでプロデビューを果たしました。

その後、2004年に行われた闘龍門最強決定戦「EL NUMERO UNO」で優勝し、様々なユニットに所属しながら、DRAGON GATEのスター選手として活躍しました。彼の人気は高まり、特に女性ファンからの応援は絶大でした。しかし、団体の中心として確固たる地位を築くことは容易ではなく、先輩からの叱責を受けることもしばしばありました。

2007年には、ドイツのウエストサイド・エクストリーム・レスリングでライト級王座を獲得し、以降、急性虫垂炎のために緊急入院するまで、Typhoonとして新たな活動を開始しました。その後、KAMIKAZEのメンバーとしても活動し、数多くのタイトル獲得に貢献しました。

2010年にはWARRIORSや土井軍への加入を経て、2011年にはJUNCTION THREEに参加し、タッグ王座を獲得。2012年にはオープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取し、9回の防衛に成功しました。

その後も、タッグタイトルを持つ選手として活躍し、骨折や故障から復帰を果たしながら多くのファンの期待に応えてきました。魅力的なスタイルと技術力で、彼はリング上でその名を轟かせ続けています。

得意技

ドラゴン・キッドは、ウルティモ・ドラゴンやレイ・ミステリオ・ジュニアの技を受け継ぎ、圧倒的な空中技を駆使します。特にサインやフィニッシュホールドには、ウルトラ・ウラカン・ラナやドラゴン・ラナがあり、そのスピードと精度は多くのレスラーからも高く評価されています。

エピソード

彼のキャリアには、たくさんのエピソードがあります。例えば、元FMWの同僚であるハヤブサからの強い影響を受け、復帰戦ではハヤブサの技を繰り出して勝利を収めました。また、試合中にマスクが剥がれる場面では、ユニットを守るために素顔を明らかにする決断もしました。

タイトル歴

ドラゴン・キッドは、多くのタイトルを獲得しています。DRAGON GATEや闘龍門JAPANをはじめ、国内外で高い評価を受けており、その実力を証明しています。

特徴

彼は大食漢で、体脂肪率が低くなることが避けられず、特に食事には気を使います。また、ドラゴンボールのファンである一方、寝坊や遅刻が多いという人間的な一面も持っています。

現在と今後

2023年3月1日に行われた『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』に出場し、活躍を続ける彼の今後が楽しみです。ドラゴン・キッドは、これからも多くのファンを魅了し続けるでしょう。

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