ドン・フジイ

ドン・フジイのプロフィール

基本情報

ドン・フジイ（本名：藤井 達樹）は、1970年7月6日生まれの日本のプロレスラーです。彼は大阪府箕面市で生まれ、現在はDRAGON GATEに所属しています。血液型はA型です。元々は北の湖部屋に所属していた大相撲力士で、四股名は「力の海」であり、最高位は三段目51枚目でした。プロレス界では「フジイさん」として親しまれ、年齢に相応しい味わいのあるキャラクターを持っています。

プロレスのキャリアの始まり

フジイは中学卒業後、1986年に北の湖部屋に入門しました。1995年に力士を引退し、その後PRO WRESTLINGに転身しました。引退の際、フジイは自ら10年間努力して成果が出なければ辞めると決心していたと語っています。彼は大相撲からプロレスへの転換を果たし、天龍源一郎が率いた計画的な団体WARでキャリアをスタートさせますが、その後メキシコの闘龍門に参加することを決意しました。

メキシコでの経験

メキシコでは、大島伸彦（現在のCIMA）や諏訪高広（現在のSUWA）と共に、悪役グループCRAZY-MAXを結成しました。1997年には「スモー・フジ」というリングネームでプロレスデビューを果たし、1999年に日本に凱旋帰国しました。彼は、その過程でコミカルなキャラクターとしての魅力を発揮し始めました。

プロレススタイルと技

ドン・フジイは力強いパワーファイターとして知られていますが、相撲をバックグラウンドに持つため、相撲技を用いることが多いです。「ナイス・ジャーマン」や「ノド輪落とし」など、力強い技を駆使し、「ノド輪エルボー」など独自のムーブも展開しています。特に「HIMEI」と名付けられた逆エビ固めは彼のフィニッシュホールドとして知られています。彼の戦い方は、パワー集中型でありながら、時にはユーモラスな瞬間を演出することも忘れません。

主な業績と戦績

2006年には、神田裕之とのタッグで王者決定リーグに参加し、その後望月成晃と組むことでオープン・ザ・ドリームゲート王座を獲得し、第6代王者となるなど著しい活躍を見せました。その後、何度も挑戦者として登場し、コミカルながらも真剣な試合を続けています。特に、黒田哲広や“ハリウッド”ストーカー市川との抗争は印象的で、緊張感を持ちつつも楽しめる内容を提供しています。

キャラクターとユニット活動

ドン・フジイは、プロレス界で多くのユニット活動にも参加しており、人々を惹きつけるコミカルなキャラクターを確立しました。また、ユニット「オレたちベテラン軍」や「MAD BLANKEY」などでの活動も有名です。特に、リング上でのマイクパフォーマンスや親しみやすい言動から、多くのファンとの繋がりを築いています。

影響と親交

フジイは、フリーアナウンサーの宮根誠司と15年以上の友好関係があり、デビュー25周年の記念試合では花束を贈られるなど、プロレスの枠を超えた親交も持っています。さらに、過去のトラブル相手であったYAMATOとも近年は良好な関係にあり、互いを「同期」と呼ぶまでに至っています。

結論

ドン・フジイは、プロレスの舞台で多彩な才能を発揮し続ける選手であり、今後も様々な形でファンを楽しませてくれることでしょう。彼のリングでの活躍や変化に満ちたキャリアは、今後も多くの観客に感動を与え続けます。

もう一度検索