ドールトン・ジェフリーズ

ドールトン・コンプトン・ジェフリーズ（Daulton Compton Jefferies、1995年8月2日生まれ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州マーセド出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投左打。現在はMLBのオークランド・アスレチックス傘下に所属しています。

経歴

2013年のMLBドラフトでマイアミ・マーリンズから39巡目（全体1162位）で指名を受けましたが、契約せずにカリフォルニア大学バークレー校へ進学しました。その後、2016年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから1巡目戦力均衡ラウンドA（全体37位）で指名され、プロ入りを果たしました。

プロ入り後は、ルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックスでプロデビュー。2017年にはA+級ストックトン・ポーツで2試合に登板後、トミー・ジョン手術を受け、そのシーズンを全休しました。2018年も手術の影響でルーキー級での登板は1試合のみにとどまりました。

2019年にはA+級ストックトンとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、2球団合計で26試合（先発15試合）に登板。2勝2敗、防御率3.42、93奪三振という成績を残しました。同年オフには、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たしました。

2020年9月12日にメジャー初昇格。同日のテキサス・レンジャーズ戦で先発としてメジャーデビューを果たしましたが、初回に5失点を喫し、敗戦投手となりました。この年のメジャーでの登板はこの1試合のみでした。

2021年はメジャーでの登板は5試合にとどまりましたが、8月1日のロサンゼルス・エンゼルス戦で先発し、メジャー初勝利を挙げました。2022年は開幕3戦目となるフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発し、6回途中までを2安打無失点に抑え、シーズン初勝利を挙げました。しかし、その後は先発7連敗を喫し、5月20日には胸郭出口症候群のため故障者リスト入り。6月13日に手術を受けました。さらに9月には自身2回目となるトミー・ジョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされました。11月15日には40人枠を外れ、マイナー契約となりました。

投球スタイル

ジェフリーズは、優れたコマンド（制球力）とチェンジアップを主な武器としています。これらの球種を駆使し、打者を打ち取る投球スタイルが特徴です。

年度別投手成績 (2021年度シーズン終了時)

(詳細な年度別成績は省略)

背番号

66（2020年 - ）

度重なる怪我に苦しみながらも、メジャーでの活躍を目指すジェフリーズの今後の活躍に期待がかかります。

もう一度検索