ニック・フィップス (ラグビー選手)

ニック・フィップス：オーストラリアを代表するスクラムハーフから日本へ

1989年1月9日、オーストラリアのシドニーに生まれたニック・フィップス。彼の名は、オーストラリアのみならず、世界のラグビー界で知られる存在となっています。ポジションはスクラムハーフ。華麗なステップワークと正確なパス、そして献身的なディフェンスで知られる彼は、NECグリーンロケッツ東葛（リーグワン）に所属し、日本のトップリーグで活躍しています。チームでの登録名は「ニコラス・フィップス」です。

ラグビー一家に育ち、才能を開花

フィップス選手のラグビー人生は、まさに一族の伝統を受け継いだものと言えるでしょう。彼の祖父と叔父（ジム・フィップス）は、オーストラリア代表チーム「ワラビーズ」の選手でした。このラグビー一家に生まれ育ったフィップス選手は、幼い頃からラグビーに親しみ、その才能を開花させていきます。身長180cm、体重87kgの恵まれた体格も彼の強みの一つです。

華々しいオーストラリアでのキャリア

2009年、シドニー大学でチームキャプテンを務め、才能を認められたフィップス選手は、オーストラリア代表のセブンズチームに選出。IRBセブンスワールドシリーズで世界の舞台に立ちます。翌年には、コモンウェルスゲームズにも出場。そして、2010年にはワラビーズにも初選出され、アイルランドの強豪チーム、マンスター戦に出場しました。（この試合は代表キャップにはカウントされません）

2011年、スーパーラグビーのレベルズに入団。そのシーズンでは、Melbourne Rebels Player of the YearとAustralian Rookie of the Yearの2つの栄誉ある賞を受賞。同年、ワラビーズでのサモア戦で代表デビューを飾り、国際舞台での活躍を本格的に開始しました。

日本での挑戦：新たな舞台で輝く

オーストラリアでの輝かしいキャリアを経て、フィップス選手は2022年、新たな挑戦として日本へ。NECグリーンロケッツ東葛に加入しました。そして同年12月18日、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第1節花園ライナーズ戦で、日本での公式戦初出場を果たしました。

才能と経験を活かし、日本ラグビー界に貢献

オーストラリア代表として培ってきた卓越したスキルと経験を武器に、フィップス選手は日本のラグビー界に新たな風を吹き込みつつあります。彼のプレーは、日本のラグビーファンを魅了し、チームの勝利に貢献しています。

NECグリーンロケッツ東葛での活躍はもちろん、今後の更なる活躍にも期待が高まります。彼のSNSアカウント（Twitter、Instagram）もチェックして、最新の情報を手に入れてみましょう。

関連情報

レベルズ
ワラターズ
ロンドン・アイリッシュ
NECグリーンロケッツ東葛
ラグビーオーストラリア代表
NECグリーンロケッツ東葛 メンバー紹介
ニック・フィップス (@Fanga9) - X（旧Twitter）
ニック・フィップス (@fangsie) - Instagram
Nick Phipps Ultimate Rugby
Nick Phipps Rugby Union
* Wallabies Profile

もう一度検索