ニーニーズ

ニーニーズ：沖縄が生んだ伝説のお笑いコンビ

ニーニーズは、1980年代から90年代にかけて沖縄で一世を風靡したお笑いコンビです。メンバーは仲里幸広と嘉手苅智の2人。共に1963年生まれで、沖縄県浦添市出身、沖縄国際大学を卒業しています。

沖縄での絶大な人気

高校時代にフォークバンドを組んだことがきっかけでコンビを結成。大学時代には、歌とコントを組み合わせた「お笑いスタジオ」を立ち上げ、その評判がCM出演へと繋がりました。CMでの絶妙な掛け合いが話題となり、一躍人気コンビに。沖縄県内で週3本のテレビレギュラーと18本のCM出演を抱えるほどの人気ぶりでした。1993年には那覇市民会館で単独コンサートを開催するなど、その人気は留まることを知りませんでした。

東京進出と解散

1994年4月、ニーニーズはプロダクション人力舎にスカウトされ、東京へ進出。「ボキャブラ天国」などのお笑い番組や「ルックルックこんにちは」のリポーターとして活躍しました。しかし、彼らの本来の目標はライブミュージシャン。東京でもライブ活動を精力的に行い、CDも発売しました。2000年2月22日、ニーニーズは惜しまれつつも解散。それぞれの道を歩むこととなりました。

解散後の活動

解散後、仲里幸広はソロミュージシャンとして活動を続け、2000年には「HEIWAの鐘」を作詞・作曲。この曲は、平和を願う歌として広く親しまれています。嘉手苅智も同様に、ソロのミュージシャンとして活動を続けています。

2019年には、沖縄テレビの開局60周年記念番組で「沖縄のとんねるず「ニーニーズ」は今？」という特集が組まれ、再び注目を集めました。

作品

CD

大好きな沖縄（1997年）
CHUFA-RA（1999年）

テレビ

気まぐれワンダーランド
じゃかALIVE
青い夏
タモリのSuperボキャブラ天国
ルックルックこんにちは
お笑い地獄のサバイバル3
超天才・たけしの元気が出るテレビ!!
ライブ今夜も晴れホレ
ザ・スターボウリング
トミーズの人間博物館 ごっつい奴やねん!!


ニーニーズは、沖縄のお笑い界に大きな足跡を残し、現在も多くの人々に愛されています。彼らの音楽と笑いは、これからも沖縄の文化として語り継がれていくことでしょう。

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