ネオジオのゲームタイトル一覧

ネオジオ ゲームタイトル一覧

ネオジオは、1990年から2004年にかけてSNKが発売した家庭用ゲーム機です。アーケードゲーム基板であるMVS (Multi Video System) のゲームを家庭でほぼ遜色なく遊べるという画期的なコンセプトで、多くのファンを魅了しました。本記事では、ネオジオ (全117タイトル) およびネオジオCD (全97タイトル) 用のゲームソフトを発売順に紹介します。

ネオジオとは

1990年にアーケードゲームおよびレンタルゲーム向けのプラットフォームとして登場。翌1991年には、ユーザーからの要望に応え家庭用ゲーム機として発売されました。当時の家庭用ゲーム機では、アーケードゲームの移植は性能的な制約から大幅なダウングレードが避けられませんでしたが、ネオジオはアーケード版とほぼ同じクオリティのゲームを家庭で楽しめるという点が大きな魅力でした。『餓狼伝説』や『龍虎の拳』などの人気シリーズがネオジオ向けに開発されたことも、人気を後押ししました。

しかし、高性能を実現するために、ソフトの価格は3万円前後と非常に高価でした。

1994年には、CD-ROMを採用したネオジオCDが登場。ソフトの価格を7000円前後に抑えることに成功しましたが、CD-ROMの読み込み時間の長さが新たな課題となりました。SNKは、ラインナップを充実させるためサードパーティにも開発を依頼し、ADKはMVSの没企画であった『押し出しジントリック』と『クロススウォードII』をネオジオCD向けに発売しました。

プラットフォームとしての展開終了後も、バーチャルコンソールやXbox LIVE アーケードなどのダウンロード販売サービス、プラグ&プレイ型ゲーム機などで、ネオジオのゲームを遊ぶことができます。

タイトル一覧

家庭用ネオジオ

家庭用ネオジオのゲームタイトルは、1990年から2004年にかけて発売されました。全タイトルがMVSからの移植作品であり、家庭用ネオジオ独自のタイトルは存在しません。1990年発売のタイトルは、1991年7月1日に廉価版が発売されています。

ネオジオCD

ネオジオCDのゲームタイトルは、1994年から1999年にかけて発売されました。MVSからの移植作品が中心ですが、一部ネオジオCD独自のタイトルも存在します。また、一部タイトルは業務用・家庭用ネオジオから内容が変更されています。

発売されなかったタイトル

ネオジオステーションは、NEOGEOの旧作ソフトをPS3・PSPで遊べるオンライン配信専用のサービスでした。オンライン対戦や協力プレイに対応し、プレイ中にいつでも中断セーブ・ロードが行えるなど、さまざまなオプション要素が追加されていましたが、2016年7月27日にサービスが終了し、全タイトルの配信が停止されました。

参考文献

ALL ABOUT SNK対戦格闘ゲーム 1991-2000（発行：スタジオベントスタッフ、発売：電波新聞社）
ザ・キング・オブ・ファイターズ 完全読本
ぜくう『アーケード未発売・未稼働ゲーム大全』三才ブックス〈ゲームラボ選書〉、2021年
ぜくう『アーケード未発売・未稼働ゲーム大全2』三才ブックス〈ゲームラボ選書〉、2022年

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