ネッツトヨタ高松

ネッツトヨタ高松株式会社は、香川県高松市に本社を構える、トヨタ自動車の正規ディーラー（ネッツ店）です。

概要

トヨタカローラ香川の関連会社として設立され、トヨタビスタ店からの転換によって発足しました。既存のネッツ店であるネッツトヨタ香川とは資本関係はありません。

多くの県ではネッツ店が2社体制であることが一般的ですが、これはトヨタの販売チャネル再編によるものです。4番目のチャネルであったオート店と、最後発のビスタ店が、順次ネッツ店へと切り替えられた経緯があります。ネッツトヨタ高松は、旧トヨタビスタ店から2004年にリブランドを果たしました。

店舗名には「やしの木店」「もみの木店」「まつの木店」「マロニエ店」といったように、所在地名が使用されていません。これは、創業者が顧客やスタッフに快適な空間を提供したいという思いから、各店舗に異なるシンボルツリーを植えたことが由来です。また、同チャネルのネッツトヨタ香川との差別化を図る意図もありました。当初は「店舗名だけでは場所が分かりにくい」という声もありましたが、現在ではその独自性を活かし、地域に根ざした店舗運営を行っています。

2021年には、トヨタカローラ香川との経営統合を実施。同年2月には、カローラ香川の親会社である「株式会社総合車両センター」が「CNSホールディングス株式会社」へと社名変更し、持株会社となりました。そして同年4月、ネッツトヨタ高松とカローラ香川は、CNSホールディングスの傘下に入りました。

店舗

以下に、ネッツトヨタ高松の店舗を紹介します。括弧内は、トヨタビスタ香川時代の店舗名です。

やしのき店（高松市香西南町、本店）
マロニエ店（高松市下田井町、リブランド後に新規開業）
もみの木店（綾歌郡宇多津町東分、新宇多津店）
まつの木店（観音寺市吉岡町、観音寺店）

過去に存在した店舗

カーランド空港通り - 2006年にフラワー店と統合。
ウェルキャブプラザ空港通り - 2006年にフラワー店が移転した跡に設置されたが、2010年に閉店。
オリーブ店（高松市春日町、屋島店） - 2016年4月にマロニエ店と統合のため閉店。
さつき店（東かがわ市落合、東かがわ店） - 2020年3月31日に東かがわトヨタ自動車販売へ移行のため閉店。
フラワー店（高松市三名町、栗林店） - 2006年にカーランド空港通り店と統合のため移転、2022年4月にマロニエ店と統合のため閉店。

関連会社

トヨタカローラ香川

過去の関連会社

* バジェット・レンタカー四国（トヨタカローラ香川と共同出資していたが、2017年3月にイデックスオート・ジャパンに全株式を売却。トヨタカローラ香川は20%の株式を保持）

ネッツトヨタ高松は、地域に根ざしたユニークな店舗運営と、トヨタカローラ香川との経営統合を通じて、更なる発展を目指しています。

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